今回の旅で一番楽しみにしていたのは、
松江城の周りを遊覧船で巡る「松江堀川めぐり」。
以前、二度程乗船した事があるのですが、いずれも暖かい時期。
寒いこの時期の利用は今回が初めてです。

何故それ程までに楽しみにしていたのかといいますと、
暖かい時期とは違い、寒いこの時期は「こたつ船」になるから。
私、寒い中でのコタツが大好きなのです。

ちょうど一年前、四国の徳島で「大歩危峡の川下り」を楽しんだ時も
「こたつ船」でした。

大歩危峡では、ダイナミックな自然の風景を満喫するのが醍醐味ですが、
「松江堀川めぐり」では、松江城を囲む堀から臨む風情ある風景が最高。
城下町に広がる武家屋敷や、小泉八雲の旧居を臨む事ができます。

今でも、堀沿いには住居に向けた階段が残されており、
かつては水上交通も立派な交通手段であったことを物語っています。

ところで、こちらの堀川には数多くの橋が架かっています。
しかも、その橋は水面からかなり低い位置に架かっています。
そのクリアランスは2m以内といった感じ。
普通に考えれば、その橋の下を船が通るのは不可能です。

でも通るんです！　ここ松江堀川では。

そんな低い橋の下を通過する際は、事前に船の屋根が電動で下がります。
そして、それと同時に乗っている私達も頭を垂れます。
これが楽しい～！

低い橋の下を通過する度に頭を上げ下げ。
何度も堀川にお辞儀をしました（笑）
（写真のような橋の下を通過します）

なお、「松江堀川巡り」ではJAF会員割引が利用できます。
チケットを購入する際にJAFカードを提示すれば、団体割引で購入できます。
（大人1,200円→1,000円）

クルーズ時間は約45分で、一隻を貸し切る場合は12,000円。

ちなみに、最終便となったこの日に乗船したのは私達夫婦二人だけ。
実質、2,000円（一人1,000円）で貸し切りとなりました。

-2011/02/19- ～松江でのんびり冬の旅～