今回の旅は、「ドライブインみちしお」さんで
貝汁（朝定食）と温泉（朝風呂）を楽しむのが最大の目的であった為、
その後の予定は全くの未定でした。

さて、何処に行くか・・・

北に行くか、西に行くか、東に行くか。
南は・・・海なのでムリかな（笑）

などと色々と考えた結果、
「せっかく下関に来たのだから、やはり此処は外せないよな～」
という事で、いつもの「唐戸市場」に決めました。
カミさんは「え～」なんて言っておりましたが^^;

この「え～」の意味には、「また行くの？」という思いの他に、
「食費が高くつく～」という思いが含まれています。

確かに、1品100円くらいから気軽に食材を選ぶ事ができるのですが、
1品だけで満足できる訳もなく・・・
気がつくと、お盆の上は大量の食材で埋め尽くされます（笑）
これが高くつく理由。

あと、握り寿司も一貫100円からありますが、
一皿二貫入りの回転寿司に比べれば割高感は否めません。
特に美味しいという訳でもありませんし・・・
というか、美味しい握り寿司を頂くのなら、
「唐戸市場」という選択は適切ではありません。

でも、市場内を点々と歩きながらお店や食材を選び、
その中から気に入った商品を購入してその場で頂くというのは、
私にとって最高に楽しいひとときとなります。

これが、「唐戸市場」を好きな理由。

市場ならではの雰囲気を五感で楽しみ、
下関ならではの「ふぐ」と「鯨」料理の数々を堪能できるのです。

この日はフグ汁（400円）に始まり、鯨の竜田揚げ（1カップ300円）、
鯨カツ（1パック3枚入500円）、フグのフライ（円）と揚げ物尽くし。
（写真は鯨カツとフグのフライ）

これに、フグの天ぷらとフグの唐揚げ（各100円）、

海老フライ（一尾100円）を加え、

フグのタタキ、アジ、穴子の握り寿司（各100円）、

さらに、この日初めて見た1パック500円の刺身を加えて昼食としました。

でもやはり・・・高くついていますね（笑）

それはそうと、唐戸市場で一番のオススメお持ち帰り品は、
超特大な「ノルウェー産アジの開き（280円）」です。

これ、肉厚で脂が乗っていて、
ロースターで焼いて頂くとジューシーでとっても美味しいんです！
購入は、エアコンが効いているスペースの一番奥の店舗、
「林商店」さんにて。

私の中では、こちらのアジの開きが一番のお気に入りです。
毎回リピート買いの逸品で、国産より確実に美味いです。

[2011/06/25] -貝汁と下関の旅-