旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)

最新のポータブル冷凍冷蔵庫 前編2011/08/02 21:12

前回の「ポータブル冷蔵庫活用術」では、
保冷も飲料水もできる、ロック氷の活用法を紹介しました。

でも、これは自ら冷える冷蔵庫だからこそできる技。

一般的なクーラーボックスでこれに似た事を行おうとした場合、
ロック氷を購入するするまでの保冷は、別途ロック氷か板氷、
もしくは保冷剤等が必要になります。

1個の保冷剤(ロック氷や板氷も含む)で初日の午前中から
翌日の夕方までビュンビュンに冷えてくれればこれもアリかもしれませんが、
夏場は結構厳しいのではないかと思います。
でも、その為だけに氷を買い足すのは勿体無い・・・

あと、保冷剤によって庫内が狭くなるのも痛いところ。
保冷剤よりは、実際に冷やしたいものを庫内に入れたいものです。

そこで活躍するのが冷蔵庫となる訳です。

私は現在、エンゲルの最新ポータブル冷凍冷蔵庫「MD14F」を使っています。
長らくお世話になったエンゲルの「RD-13BL」は第一線から引退し、
フリードスパイク用の冷蔵庫として活躍してもらっています。
(詳細は「フリードスパイクに冷蔵庫」にて)

フリードスパイクの場合、消し忘れ防止の為に
エンジンを切るとOFFするように敢えて配線していますが、
これはこれで、日常の買い物用としては便利です。
旅とは違って、買い物をしたらそのまま帰宅する事が多いので、
常時通電の必要性はあまり無いのです。
仮に寄り道をしてエンジンを切ったとしても、
庫内はしばらく冷たさを維持して断熱性も抜群のエンゲル製。
長時間でなければ大丈夫です。

ちょっと話が横道に逸れました。
要は、エンゲルのポータブル冷凍冷蔵庫は、
抜群に断熱性が高いという事を書きたかったのです。

断熱性が高いという事は?
そう、外装が結露する事もありません。(庫内には水滴が付きます)
あと、「RD-13BL」や「MD14F」は底にコンプレッサーが入っていますので、
底に水滴が付く事もありません。

ただ、過去に一回だけうっすらと蓋の上に水滴が付いた事があります。
それは、外気温が35度くらいの野外環境のもと(タープ内)、
MAXのマイナス18度(冷凍)で丸2日連続稼働させた時です。(AC100Vで)
さすがに、これは温度差があり過ぎてキツかったのでしょう。
でも、それ以外は結露は皆無。抜群の断熱性能です。

ちなみに、私は通常ダイヤル1~1.5(5度以下)の冷蔵で使っています。
冷凍(マイナス)で使ったのは過去に2、3回程しかありません。

「では、冷凍までできなくてよいのでは?」
という声が聞こえてきそうですが、
冷凍ができるのとできないのとでは大きな違いがあります。

車に例えるとよくわかりますが、スピードが出せるけど「出さない」のと、
非力で最初から「出せない」のとでは、全く意味が違うのです。
アクセルをべた踏みしなくても余裕で登坂車線を登る・・・

冷凍ができるというのは、まさにこれと同じです。
常に限界域で使うより、余裕を持って使う方が確実に冷えるのです。
実際、35度の環境下で0度付近(冷蔵の場合)を維持できるのは、
冷凍できる能力が備わっているからこそ。

おそらく、ベルチェ式なら15度くらいが限界でしょう。(35度の環境下で)
ベルチェ式は一般的に、周囲温度マイナス20度が限界と言われています。
時間をかけて冷やし続ければ徐々に温度が下がるかもしれませんが、
そんなに待っていられません(笑)

っと話の途中ですが、ちょっと長くなりそうですので、
この続きは次回の「最新のポータブル冷凍冷蔵庫 後編」で綴る事にします。

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