旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
自宅と錯覚するほど快適なRVパークの車中泊 ― 2015/11/11 07:00
道の駅巡りをし、スーパーで食料を調達し。
大分県からさらに九州を南下した私達は、宮崎県へ。
夕方前には、「RVパーク高鍋温泉めいりんの湯」に到着しました。
こちらは前もって予約しておいた車中泊スポットで。
RVパークなので車中泊公認。
一泊1,500円で、電源使用料はプラス500円です。
つまり、2,000円を支払えば大手を振って電源付きの車中泊が可能。
しかも、徒歩圏内には温泉施設まであるのですから、
これを利用しない手はないでしょう。
まだ明るい時間から到着しても、
ポップアップルーフを上げる事に躊躇いはありません。
この辺が、道の駅やSA、PAとは決定的に異なる点ですね。
前乗り車中泊ではよく利用させて頂いているSA等ですが、
さすがにそこでポップアップルーフを上げる訳にはいきません。
第三者的な目で見て、明らかに浮いてしまいますからね。
その点、公認の「RVパーク」ならそんな心配は無用。
キャンプ場同様、宿泊しても良い場所なわけですから、
ガッツリ車中泊態勢に入っても、全く問題が無いわけです。
ということで、到着するなりポップアップルーフを上げて。
道の駅で調達した「キビナゴ」を、車内で軽く炙りました。
これは夕食用、またの名を「酒のアテ」といいます。
ただ、RVパークといえどもキャンプ場ではないので、
車外調理は禁止。水場はあっても炊事棟はありませんので、
フライパンや食器類が洗えません。
そこで重宝したのが、フッ素樹脂加工のアルミホイル。
これを敷けば、調理器具を汚すことなく調理可能。
調理後は丸めてゴミとして処分できますので、
炊事棟が無い場所での車内調理にはもってこいです。
特にこちらのRVパークはゴミを無料で処理して頂けましたので、
その点においても非常に助かりました。(チェックアウト時)
ところで、「日本一周」とか銘打って主に道の駅を転々とし、
車内で自炊とかされている方のブログをたまに見かけますけど。
ゴミの処理とか、調理器具の洗浄とかどうされているのですかね?
まさか、道の駅に捨てたり、トイレで洗ったりしていないですよね。
老婆心ながら、少し気になった次第です。(これらは全てNGです)
さて、RVパークで一息ついて「酒のアテ」も完成したら。
そこから徒歩で「高鍋温泉めいりんの湯」へ。
(徒歩圏内といっても、ちょっと離れています)
こちらでは車中泊前の入浴を堪能。
RVパーク利用者は一名まで入浴料が無料で、
同伴者も一人500円で入浴が可能でした。
お湯は、ヌルヌルしていて独特の温泉臭あり。
無料ロッカーも備わっていましたので、満足度は高いと思います。
リンスインシャンプー、そしてボディソープも備わっていました。
そして、お風呂から上がったら軽キャンに戻って晩酌タイム。
道中で購入していた伊勢海老、そして名物の「りゅうきゅう」など。
焼酎を飲みながら頂くと、これは最高なのであります。
酒のアテをつまみながら、電源完備のRVパークで車中泊。
まるで自宅かと錯覚するほど、とにかく快適な車中泊の夜でした。
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2015/09/18 -九州一周シルバーウィーク旅 2015-
ライト感覚ステイな車中泊がRVパークの魅力 ― 2015/11/12 07:00
「RVパーク高鍋温泉めいりんの湯」のRV専用スペースは、
公園の駐車場の一角に整備されています。
ゆえに、一般の方もトイレ利用などで立ち寄られます。
このあたり、部外者が入る事の無いキャンプ場とは異なりますね。
(一部の無料キャンプ場を除く)
だから、車中泊公認でも生活感丸出しではカッコ悪く(^^;
あくまでも駐車場なわけですから、
その辺はわきまえて行動する必要があります。
とはいえ、誰に気兼ねすること無く車中泊でき、
しかも電源まで使えるのですから、
「RVパーク」という仕組みは実に有難い。
「静かさ」ではある意味、繁盛期のキャンプ場以上ですからね。
手軽にワンランク上の時を過ごしたいなら、「RVパーク」。
キャンプ場とはまた違った「ライト感覚ステイ」を、
快眠とともに楽しむことができます。(後片付け&撤収も早い)
さて、睡眠の質が高いと朝食も美味しいもので。
夕食用にと買ったけど、丸々余ってしまった「チキン南蛮」と、
これまた余ってしまった「キビナゴ」をつつきました。
もちろん、これだけでは少々寂しいので。
汁物として「サンポー焼豚ラーメン」をチョイス。
ジェットボイルで素早くお湯を沸かし、注いで頂きました。
おお~、この懐かしい味わい。
昔、ミニバンのオデッセイで車中泊旅をしていた時の事を、
ふと思い出しました。
あの頃は、夜遅くまで車中泊地を探して彷徨って・・・
(道の駅も殆ど無かった)
夜中にフラ~と入ったコンビニで購入したのが、これでした。
ポットのお湯を注いで食べたら、美味かったなあ(笑)
その頃に比べたら、軽キャンという相棒を手に入れて、
「RVパーク」というインフラも整備されて。
車中泊時の快適性が、格段にアップしていると思います。
とはいっても、まだまだ「RVパーク」の数は少ないので、
今の倍以上、いやそれよりもっともっと、
全国的に増える事を願ってやみません。
※関連記事
・「車中泊好きの妄想」(2010年)
・「理想的な車中泊場所」(2011年)
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2015/09/19 -九州一周シルバーウィーク旅 2015-
宮崎で珍しい炭酸泉!そしてご当地ラーメン ― 2015/11/13 07:00
車中泊をしたRVパークは、午前8時30分頃にチェックアウト。
この時、出たゴミは全て無料で引き取って頂けました。
利用料金はかかりますが、やはりRVパークは有り難いですね。
さて、チェックアウトが早かったので、
温泉併設のRVパークでも朝風呂には入る事ができず。
(日帰り入浴は午前10時から)
この日の第一湯は、そこから車で走って1時間半のところにある、
「恵の湯 神の郷温泉」というところで楽しむ事にしました。
到着時の時刻は既に10時をまわっておりましたが、
日帰り入浴は朝の7時から可能。
これは「くるま旅」派にとって、かなり嬉しい時間設定ですよね。
朝早く温泉に入れれば、そこで洗顔はもとより、
歯磨きや髭剃りなど、全ての身支度を整える事ができますから。
おまけに、朝イチのお湯はとにかく気持ちいい。
特にこちらは、毎分2トンの源泉掛け流し!
しかも宮崎県では珍しい、高濃度炭酸泉とくるのですから、
その気持ちよさは朝からハンパありません。
「じゃらん10月号」のチケットで、入浴料の500円は400円に。
炭酸泉で有名な「長湯温泉」と比べても遜色のない炭酸具合と、
うす濁りのお湯は入浴していて気持ちよかったです。
そして、湯上り後の昼食は「スミちゃんラーメン」へ。
事前のリサーチ情報などは何もなかったのですが、
車を走らせていたら目に入ったので、緊急ピットイン。
早速スマホで調べてみると。
なんと! ご当地ラーメンチェーンとの事ではないですか。
これは是非とも頂かないと! ということで、車から下りて入店。
人気店なのか、既に行列ができ始めていましたが、
何とかスムーズに席に付くことが出来ました。
そして注文したのが、「あれこれ半ちゃん定食(1180円)」。
ラーメンに半チャーハン、そして餃子がセットになる定食です。
これプラス、カミさんは「ラーメン(580円)」をオーダー。
半チャーハンと餃子はシェアしましょう、ということです。
それでは早速、ラーメンを頂いてみると。
おお! これはもしかして塩バター豚骨!?
九州=豚骨という先入観で食べ始めたのですが、
いきなり意表を突かれた味わい。バターを感じる独特の塩分が、
とても印象的なあっさりラーメンでした。
そして肝心な麺の方はというと。細めで伸びやすいタイプ。
麺同士が絡みあうので、スープの飛び跳ね注意です。
と、ラーメン自体は好みの分かれるところでしたが。
(個人的には好きな味です)
チャーハンと餃子が美味かった!
チャーハンなんてパラパラで、まるでお手本のよう。
理屈抜きでこれは美味いです。
そして、次に感動したのがセットで付く6個入りの餃子。
肉の甘味を感じる事ができる味わいは、
噛めば肉汁が滴りそうなくらいにジューシー。
なるほど、これは一度頂くと次から通いたくなりますね。
あっさりめのラーメンと相性抜群でした。
ちなみに、テーブル上には沢庵が置かれており。
パリッと甘い宮崎ならではの一品を、無料で頂く事ができました。
(干し沢庵は、宮崎が生産量一位だそうです)
その他、「激辛の素」や「すりおろしニンニク」等の調味料も。
好みでラーメンに入れると、自分だけの一杯を作る事ができます。
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2015/09/19 -九州一周シルバーウィーク旅 2015-
憧れの硫黄谷温泉に宿泊してカミさんと混浴 ― 2015/11/14 06:30
昼食後は、「道の駅えびの」そして「霧島温泉市場」と立ち寄って。
自分用のお土産(笑)などを購入した後、
15時過ぎには目的地の、「霧島ホテル」に到着しました。
実は今回の「九州一周シルバーウィーク旅」。
こちらに宿泊したいがために、
6泊6日の旅を計画したと言っても過言ではありません。
その為には、ホテル泊を中心にプランを練って。
前後の宿泊は、「車中泊」でカバーする。
シルバーウィークという事で、日にちもたっぷりありましたしね。
自宅から片道500km以上も離れた場所にある、
憧れのホテルに泊まる絶好のタイミングなのでした。
こちらのホテルは、とにかくその温泉施設が素晴らしく。
「株式会社日本旅行」のお客様アンケート、
「入浴設備部門」で全国1位になった事からもわかるように、
多種多様な泉質と、「硫黄谷庭園大浴場」のスケール感は圧巻。
私なんて、日帰り入浴で訪れて一発で虜になりましたから。
体育館ほどはあろうかという、広大な「硫黄谷庭園大浴場」では、
毎分1万リットルという湯量が、贅沢に掛け流されており。
硫黄泉・明礬泉・塩類泉・鉄泉という4つの泉質を楽しめます。
(源泉数はなんと! 14!)
この温泉を、日帰りだけで楽しむのは勿体ない。
というか、日帰りだけではその良さを堪能しきれないので、
「いつか泊まってみたいなあ」と以前から思っていたのでした。
そこに、「ふるさと割」という魅力的なクーポンが登場。
シルバーウィークの土曜日で休前日料金ではありましたが、
1万円オフで泊まれたのは、予約を後押しするには十分でした。
そんな私達が泊まった部屋は、リーズナブルな西館の洋室。
東館の和室の方が温泉情緒があって良さそうでしたが、
それよりも温泉自体を楽しみたかったので西館に。
実は、西館の方が温泉に近いのです。
もちろん、「リーズナブル」というのも理由ですけどね(笑)
東館とは違ってエレベーターが無く、階段での上り降りでしたが、
部屋を出て階段を下りるとすぐ「硫黄谷庭園大浴場」でしたので、
温泉を楽しむにはむしろ好都合でした。
部屋の窓から見える、庭園の景色もなかなかのもので。
この景色を見て、そして「硫黄谷庭園大浴場」へと向かう。
これもまた、日帰りでは味わえない贅沢なひとときなのでした。
ちなみに、「硫黄谷庭園大浴場」は混浴。
(19:30-22:00までは女性専用)
ですが、水深が深いところで1.4mくらいあって広いので、
比較的女性でも入りやすいです。
私とカミさんなんて、中央付近で落ち合いましたから(笑)
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2015/09/19 -九州一周シルバーウィーク旅 2015-
鹿児島満喫!黒豚しゃも鍋や飲み比べ焼酎 ― 2015/11/15 07:00
午後4時頃から、夕食が始まる午後7時過ぎまで、
名物の「硫黄谷庭園大浴場」で温泉三昧。
車中泊ではなく、宿に泊まるメリットを思う存分に堪能しました。
日帰り入浴だとどうしても先を急ぐので、
ゆっくり入浴したとしてもせいぜい、
一か所で長くて1時間程度ですからね。
それに比べ、3時間近くものんびりと入浴していられるホテル泊。
宿に泊まるということは、こういう事なんですね。
この後移動する必要がないので、可能な限りのんびりと。
時間を気にせず温泉に浸かれるのは、本当に極楽でした。
そして、19:30過ぎには夕食会場へ。
こちらでは真っ先に、焼酎の飲み比べセットをオーダーしました。
これは3グラスで、税込み1,080円。
1グラスあたり、かなりの焼酎の量でしたからね。
ホテル呑みにしては、かなりリーズナブルだったと思います。
それに合う料理は、鹿児島ならではの「黒豚しゃも鍋」や、
「黒毛和牛ステーキ」などなど。
もちろん、会席料理なので、この他にも美味しい料理が多数。
温泉目当てで宿泊した宿でしたが、食事の方も十分に楽しめました。
後半あたりになると、さらに焼酎のロックを追加して。
最後のメニュー、デザートで〆です。
いやあ、本当に楽しい鹿児島での夜、そして晩餐でした。
私なんてイイ感じに酔っ払い、
部屋に戻るなりバタンキューだったみたいですから。
(カミさん談)
一方のカミさんはというと。
女性専用となった「硫黄谷庭園大浴場」で温泉三昧。
いつもは行けなかった場所に行けて良かった!と喜んでいました。
たまには、温泉宿に泊まるのもいいものですね。
車中泊とはまた違った楽しみ方が盛り沢山。
翌朝の朝風呂はもちろん、
翌朝食バイキングも、宿泊者ならではの特典です。
さてと。贅沢な時間はあっという間に過ぎるもので。
宿をチェックアウトした私達は、再び軽キャンを走らせました。
今宵の宿はどこにしよう。
キャンプ場? RVパーク? 湯YOUパーク?
いずれにせよ、次の寝床は軽キャンの車内です。
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2015/09/19 -九州一周シルバーウィーク旅 2015-