旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
ポップアップorハイルーフ?長所と短所は? ― 2017/01/26 07:15
久しぶりに軽キャンでの車中泊でしたが、グッスリと眠る事ができました。
そりゃあ、ハイエースベースのバンコン、ウォーク2の方がベッド幅も広くて快適ですが、狭いキャンでも互い違いに寝れば、ベッド幅の狭いKONGでも2人は無理なく寝られます。(頭を同じ方向で寝るとキツイけど)
断熱材が入っておらず、この点でもウォーク2には一歩も二歩も及ばないけれど。セラミックファンヒーターをつけっぱなしにしていたので、朝起きた時の車内温度は28度程度ありました。
個人的に、冬場の快適温度は20度前後。なので、ちょっと暑いくらいでしたかね(^^;
とはいえ、寒いよりはマシです。
因みにこれは、二階のポップアップルーフと、一階のベッドスペースを付属の板マットを展開して間仕切り(遮断)した状態での温度。
ここを開け放っておくと、ポップアップルーフから冷気が下りてきて冷えます。つまり、先程の温度には到底、セラミックヒーターでは達しません。
あと、開け放っておくと、布地や天井の結露も半端ない。
それくらい、ポップアップルーフは全体的に断熱性に乏しいのです。(KONGの場合)
冬場はここを寝室として使うのは諦め、荷物置き場として割り切る方が懸命。夜間であれば、冷蔵庫代わりに使えるメリットもありす(笑)
因みに最近は、暖かい時期でもポップアップルーフは荷物置き場専用として使うようになりました。(もしくは、一階で食事をとったりする際の吹抜け空間)
歳を取ると共に、二階に上がるのが面倒になってきたようです(笑)
走行時は全高を抑え、いざ広げると車内は広々。立って着替えができたり、開放感も上々なポップアップルーフですが、以上のような欠点がある事もまた事実です。
このようなことから、新たなキャンピングカーはポップアップルーフではなく、ハイルーフという選択になりました。
ただ、これはこれで入れない駐車場があったりと、別の課題は出ています。
最近で言えば、久々に下関の「唐戸市場」に行ってみたいな~と思っているのですけど。ハイルーフのウォーク2で行くと、駐車場に困るんですよね。
近くにある駐車場は、高さ制限(2.1m)のある所ばかり。
少し離れると平面駐車場が無くは無いみたいですが、それも面倒くさい。
全高が2.0mを切るポップアップルーフ車の軽キャンKONGの場合、その辺りで悩んだ事はありませんでしたからね。街なかや観光地の駐車場でも、躊躇なく入っていける。
広さや利便性を得た代わりに、行き先が犠牲になったなあ、と思うのも正直なところです。
なお、ハイエースでも標準ルーフであればこの問題は克服可能ですが、さすがにそれでは圧迫感がありますし、収納スペースも激減します。(ハイルーフは高さの余裕だけではなく、常設できる収納庫も魅力)
ですので、私はハイルーフを選択しました。
キャンピングカーはこのように、それぞれに得意分野があって、大は小を兼ねないのが面白いところ。軽キャンとバンコンひとつをとっても、こんな感じですからね。
だから、どれを買おうかと迷うのだと思います。
因みに私は、軽キャンのコング(KONG)も、バンコンのウォーク2(Walk2 Type-C)も、買って良かった!と大満足しています。
高さ制限こそ異なるものの、両車に共通して言える事は、コンパクトで小回りがきく点 。(最小回転半径はKONGが4.1mで、Walk2が5.0m)
Walk2(ハイエースのナローベース)って実は、最小回転半径が5.2mのフリードスパイクよりも、ハンドルがよく切れるんですよ。
自分にとってこの「取り回しのし易さ」は、高さ以上に、キャンピングカーを選ぶ上での最重要ポイントとなっています。(以前乗っていた、最小回転半径5.7mのオデッセイで苦労したから)
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