旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
ハイエースのキャンカーにどこでもクーラー ― 2017/07/06 07:15
ここ最近、毎日のようにアクセスがあって、大人気の過去記事があります。
その過去記事はというと?
軽キャンに「どこでもクーラー」を設置し、車中泊で使おう!というものです。
※該当記事
- どこでもクーラーで軽キャンを「離れ」に!
- 排熱バッチリなら冷えるクーラーになる?
- 使える「どこでもクーラー」にする方法!
- 軽キャンの荷室に「どこでもクーラー」
- 夏の車中泊で22度!【どこでもクーラー】
記事作成から既に3年が経過していますが、未だに大人気ですね。この時期、この一連の記事でアクセス数を稼いでいると言っても過言ではありません。
フリードがモデルチェンジしてからというもの、「フリードスパイク 車中泊」での検索が激減していますからね。嬉しい限りです(笑)
な~んていう冗談はこれくらいにしておいて、この「どこでもクーラー」をハイエースのキャンピングカーでも使えないか? ということで、簡単ではありますが、先日ちょっとだけ試してみました。
この日、気温は32度まで上がって、カーポートの下に駐めていたキャンピングカー「Walk2 Type-C」の車内温度は、夕方5時49分の時点で31.2度。湿度は63%と蒸し暑い日でした。
そんな中、汗をかきながら「どこでもクーラー」をセッティング。以前からイメージしていた、中央のコンソールボックス上が置き場所です。
ホームセンター等で売っている小型のアウトドアテーブルを使い、片足だけ開いて置いてみるとコンソールボックスにジャストフィット。その上に「どこでもクーラー」を置けば、バッチリです。
天井に吊っている19インチのテレビと干渉しそうになりますが、設置には問題無し。意外とアッサリと置き場所を決める事ができました。
あとは、排熱ダクトをどう出すか。
軽キャンに設置した時と同じように、助手席の窓に嵌め込むパネルを作ってそこから出せばベストなのですが・・・・
取り敢えずのお試しという事で、排熱ダクトの先を車外に向けてアシストグリップにぶら下げるだけ、そして窓を半分ほど開き、「ウィンドーネット WP-30」を被せるという方法で対処しました。
本当は、吸気側(排気が助手席側の場合は運転席側)も窓を開けて吸排気の空気の流れを作ってやるとベストなのですけどね。「ウィンドーネット WP-30」を1つしか持っていなかったので、この方法となりました。
そして仕上げに、「どこでもクーラー」の冷風吐出口、そして吸気孔を塞がないようにキャンピングカー備え付けのカーテンを閉めて。
前席の熱気ムンムン吸排気ルームと、冷気で冷やされる後席の居住ルームを区切ってやれば完成です。
これもまた、軽キャンでやった時のように、布地のカーテンでは無くて断熱性のあるアルミシェード等で区切る方が良いのですけどね。
「有るもので簡単に」というコンセプトの元、こうしました。
とまあ、必ずしも理想の設置とは言えないのですけど。果たしてどれだけ、ハイエースの車内をクールダウンさせる事ができたのか?
設置を終えて車内に座っていると、あれほどかいていた汗は止まり、確かに効果はある感じ。ですが、吹き出し口の冷風が思ったほど冷たくありません。
やはり、助手席側の窓を開けただけでは吸排気の流れが悪く、思うように熱交換しきれていないのか?
排熱ダクトの先にネットがあるのも、良くないでしょうね。
また、布地のカーテンでは熱気を完全に遮断しきれていない感じ。まあ、当然といえば当然ですけど。
それでも、後席の窓を閉め切った中に居て不快感を感じないのはさすがといったところか。扇風機を併用してじっとしていれば、過ごせます。
最終的には、19時45分までの約2時間運転してみて、下げる事ができた温度はマイナス3.3度。車内温度は27.9度と、期待はずれの結果に終わりました。
夕方にかけて気温が下がる事を考えると、このマイナス3.3度もどうなんだ?といった感じ。まあ、車外よりも車内の方が涼しくて過ごしやすかったのは収穫か。(外にいると、立っているだけでも汗がジワッと出るほど蒸し暑い日だった)
軽キャンではあれだけ冷やす事ができた「どこでもクーラー」も、今回ばかりは微妙なところ。セッティングが完璧では無かった事に加え、軽キャンの広さまでが能力の限界なのかもしれません。
とは言え、改善点がまだまだ有る事は事実。引き続き、色々と試してみたいと思います。(現在も駐車場で「どこでもクーラー」は設置したままです)
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