「えびちくわ」・・・

なんて魅力的な響きなのでしょう。
その呼び名には、好物の「えび」と「ちくわ」が組み合わされています。

今回の旅に出る前、ご当地編集のレジャー本を眺めていて、
偶然にも見つける事ができた地元で愛されている一品です。

「いったい、どんな味なのだろう・・・」

キャンプ場を後にした頃から、期待で胸が高鳴っていました。
ある意味、二日目のメインでもありました。

そんな私達が向かった先は、
「えびちくわ」の老舗であり、製造直売所でもある「青木兄弟加工所」。

本当は「えびちくわの里」を目指していたのですが・・・
何故か、カーナビの案内で加工所の方にたどり着きました。

どおりで・・・

想像していたよりもドライな対応だった訳です＾＾；
（愛想が悪いというのではなく、ビジネスライクという意味）

どちらも同じ「青木かもぼこ店」の経営なのですが、
一般人を相手にする直売所と、一般人はあまり訪れる事がない加工所とでは、
対応が違うのは当たり前。

余程ディープ好きな方を除き、一般人向けの店舗の方をオススメします。

それでも、私達は加工所の方で「えびちくわ」及び、
「鯛ちくわ」などを数点購入しました。

さすがは製造直売所！
どこのスーパーやSA、道の駅で見たものよりも、
半値以下くらいの最安値で販売されていました。

これは、流通コスト等の中間マージンがかからない
製造直売所ならではのメリットですね。

ご当地で愛されている一品を購入するのなら、
その土地ならではの製造直売所がベストな選択（可能な場合）。
きっと、どこの販売店よりも安くて新鮮なハズです。

っと、「えびちくわ」から話題が逸れてしまいましたが、
肝心のお味はと申しますと・・・

「ちくわ」というより、「豆腐」といった食感です。
それでいて、「えび」の風味がフワッと口の中に広がる感じ。
この味わい、私の中では初めての感覚でした。

好みが別れる味だとは思いますが、優しい味である事は間違いありません。

2011/08/28 -前のり強行車中泊旅-