旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
垂水で「かんぱち」三昧 ― 2012/04/25 08:00
桜島観光をパスしてまで目指したお食事処は、「味処 桜勘」。
「垂水市漁業協同組合」が運営する食堂です。
漁協が運営する食堂と聞いただけで、
「是非とも立ち寄りたい」と思うのは私だけではない筈。
近海で水揚げされた新鮮な魚料理を、
お手頃価格で頂ける事が容易に想像つきますからね。
ただ、場所はちょっと分かり難い所にありました。
メイン道路沿いにノボリが立っているのですが、
実際にその場所があるのは海沿いに向けて道を一本入った場所。
注意深く走行していないと見過ごす立地です。
「味処 桜勘」の看板を発見した時は、ホント感動ものでした。
ただ、時間はお昼時を大きく過ぎた頃。
果たして、お目当ての魚料理はまだ残っているのか・・・
ちょっと市街地観光でゆっくりし過ぎましたかね。
そんな反省をしながらも、無骨な漁協の階段を登っていく私達。
普通、この階段を登った先にお食事何処があるなんて、誰も想像つきません。
でも、あったんです!
地元、垂水産の「かんぱち」をふんだんに使ったメニューを提供する、
漁協直営の食堂が。
これは、各地を食べ歩きしている者にしかわからない感動。
店内に入った瞬間にピーンときました。
ここに来て良かったと。
そこはまさに庶民の為の素朴な食堂。
そう、「食堂」という言葉がぴったりのお食事処です。
私、こういったお店が大好きなんです。
気分が高揚しているなか、
早速「かんぱち漬丼定食(700円)」を注文しました。
鹿児島といったら「かんぱち」、「かんぱち」と言ったら垂水です。
そして運ばれてきた「かんぱち漬丼定食」。
このボリュームには驚きです。
えっ! 本当にこれで700円ですか!?
「かんぱち」がたっぷり乗った漬丼は勿論のこと、
定食には「かんぱちのアラ煮」、味噌汁、サラダ、小鉢、漬物、
デザートが付いていました。
しかも、この漬丼が美味いのなんの!
「かんぱちのアラ煮」に至っては、骨まで食べられるトロトロ感。
こんなに美味しいアラ煮、久しぶりに頂きました。
いや~、漁協直営という冠は伊達ではありませんね。
遥々鹿児島まで来た甲斐がありました。
ちなみに、カミさんが注文したのは「かんぱち刺身定食(1,000円)」。
この定食も抜群のコストパフォーマンスです。
「かんぱち」の刺身がコリッコリで美味しかったのは、言うまでもありません。
2012/03/17 -久々の九州4泊旅-