名物の「江戸風呂」を満喫した後は、「展望風呂」で汗を流し。
瀬戸内の景色、鞆の浦の海に癒されて着替えました。

これで、「江戸風呂湯遊コース」午前中の部終了。

「このコースを楽しむ為には最低でも4～5時間必要です」
との事でしたが、まさにそんな感じでした。
この時点で既に、2時間を経過していたのですからね。

そしてここからは、お楽しみの「ヘルシーランチ」。
「江戸風呂」から少しだけ歩いた場所にある、
「洗心の間」という所で頂きました。

オーダーは至って簡単で、受付時のチケットを提示するのと、
利用する旨を伝えるのみ。
予約していたからか、前もって料理は用意されていました。
それを受け取った私達は、空いている好きな席へ。

おお。。。これまた上品で優しい味わいですね。
一見地味に見えますけど、そのどれをとっても繊細な味付け。
かつ、野菜中心でヘルシーな内容でありながら、
南蛮漬けがある事でボリューム的な不満も一切なし。

これは幸せですわ。。。

前回の記事であった、「人生感が変わる」とでも言いますか。
ファストフードに慣れた現代人にこそ、味わって頂きたい味。
幼いころからこんな料理を食べていれば、
味覚音痴になんて、決してならないでしょうね。

さてさて、食後は「仙酔島」の島内を散策。
こちらの島は人の住んでいない無人島でありますが、
島の周りには遊歩道が整備されており。
透き通った海を眺めながらの散策が可能になっています。

遊歩道の途中には、世界的にも珍しい「五色岩」などがあって。
青、赤、黄、白、黒・・・
これだけの色が1カ所で見れるのは日本ではここ、
「仙酔島」だけだそうです。

さしてさらに進むと、突き当りの端に「天日塩塩工房」があり、
それに隣接して足湯の「美人風呂」があります。

これも「江戸風呂湯遊コース」に含まれている施設。
利用者は無料で楽しむ事ができます。（美人風呂のみだと1,000円）
ここでは5種類の足湯を順番に楽しんで。
単なる足湯ではなく、五感が研ぎ澄まされるようなお湯でした。

そして、一通り島内の散策を終えたら、
元来た方向に戻って「国民宿舎 仙酔島」で「潮風呂」に入浴。
もちろん、コースに含まれているので入浴料は必要ありません。
（通常は500円+税）

いやあ、それにしても、
「江戸風呂湯遊コース」は素晴らしいプランでしたね。
僅か2,800円（税抜き）で半日遊べて。
島内のお風呂をハシゴして、美味しいランチ付き。

何より、自然を感じながらゆっくりできたのが良かったです。


2015/02/06 -鞆の浦と仙酔島で自然食と風呂三昧-