旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
軽キャンとトイレのお話 ― 2012/11/06 23:40
今回のキャンプ場での車中泊。トイレ前の場所を確保させて頂きました。
通常なら有り得ない場所ですけどね。
利用者が私達だけだったという事もあり、
大雨でも水捌けがよく、トイレへのアクセスが楽なこの場所を選びました。
このあたりが、トイレが常設されていない
軽キャンの痛いところですねえ・・・
車内にトイレが常設されていれば、
わざわざこんな場所を選ぶ必要はありません。
私、思うんですけど、旅を重ねれば重ねる程、
キャンピングカーにトイレが備わっている事の重要性を実感します。
トイレが常設されていて初めて、
自立可能なキャンピングカーとして成り立つのではないでしょうか。
まあ、最近では道の駅なども多くあってトイレに困る事はありません。
普通に旅する限り、それだけで事足ります。
でも、いざ悪天候下になった時には?
車内で全て完結できるのが理想。
シンクと同じく、わざわざ車外に出るのは億劫ですからね。
過酷な自然環境下においても、衣食住が滞り無く行える車両。
それこそ、真のキャンピングカーといえるような気がします。
その点において、KONGはどうだろう?
寝ることだけに的を絞った単なる車中泊カーとは異なり、
ある程度は達成できているように思います。
それでも、トイレとなると・・・
一応、折り畳み式のポータブルトイレ(コーナンオリジナル)を
常備しているものの、これはあくまでも非常用。
日常的に使えるか?と言えば、そうでもありません。
だから、今回のような位置取りになったのです(苦笑)
やはり、常設のトイレは欲しいところですね。
悪天候になればなるほど、それを実感します。
ただ、軽キャン(しかもバンコン)の限られた車内で常設となると、
限りなく無理な相談になりますが・・・
(一人旅仕様の場合は除く)
さて、この日の朝食は、
前日の「巨大アサリの酒蒸し」から出たエキスを応用した特製スープ。
乾燥ワカメと乾燥ネギ、ソーセージを入れて温めたら絶品でしたよ^^
「千畳敷」で半額購入していた「めはりずし」も美味。
高菜の浅漬けの葉でくるんだこの地方独特の「おにぎり」の中には、
ごま、かつお節が入っています。
〆はもちろん、「金ちゃんヌードル」で(笑)
安くて美味いカップ麺。
それは間違いなく、「金ちゃんヌードル」でしょう。
これが常備されていると、何故か幸せ気分になれます^^
2012/09/18 -5泊5日の車中泊南紀旅-

軽キャンで過ごす最高の時間 ― 2012/11/05 22:35
「崎の湯」も駄目、「アドベンチャー・ワールド」も駄目、
「千畳敷」も駄目ときたら・・・とっとと先を目指すのが賢明です。
でも、諦めきれなかったんですね。
「もし、翌日天候が回復したら?」という望みを残し、
敢えて先に進まず、昨日と同じあたりに車中泊をする事に決めました。
いわゆる、足踏み車中泊です。
私達の車中泊旅は基本、同じ場所に滞在する事はなく、
移動しながら新たな車中泊地を点々とします。
それなのに、「移動しない車中泊」を選択した私達。
諦めが悪いですね(笑)
それだけ、前述の場所には並々ならぬ思い入れがありました。
せっかく和歌山県まで来たのですから、手ぶらで帰る訳にはいきません。
名物の露天風呂入浴や、パンダ観光は是非ともしたい・・・
そこで、宿泊可否の確認を数件のキャンプ場に電話。
しかし残念ながら、一番近くにあったリーズナブルなキャンプ場は、
何回コールしても音信不通でした^^;
まあ、次の日は平日でしたからね。仕方ないでしょうね。
そんな中、快く私達を迎え入れて下さったキャンプ場がありました!
そのキャンプ場とは、「福井キャンプ場」。
大人一人600円、車一台600円という、
なかなかリーズナブルなオートキャンプ場です。
しかも、電話の対応がとても気持よく、
「風が強いけど大丈夫ですか?」とか、「雨が降っています」など、
現地の気象状況を教えてくださいました。
こういった情報は、本当に有難いです。
現地に到着するまでに、心の準備ができますからね。
ちなみに、チェックイン時刻をお聞きしたところ、
少々遅くなっても大丈夫との事。
「クルクル回っているお店が目印です」と仰っていました。
この時、「えっ? クルクル?」と意味がわかりませんでしたが、
後ほど現地に到着してみて納得。
管理人さんのご自宅は、床屋さんでした^^
さて、車中泊地が決まってチェックインを済ませたらほっと一安心。
そこから数キロメートル先にある温泉、
「釜の崎温泉 「がまの湯 田舎宿川口」」で入浴をする事にしました。
こちらの温泉、加温こそしているものの加水は無し。
PH9.1のアルカリ性温泉はお肌スベスベ、最高でした♪
和歌山県って、良質な温泉が至るところにあるんですね。
そして、車中泊前の入浴を済ませたら再びキャンプ場へ。
こちらのキャンプ場、入り口がとても狭いので、
軽キャンでもかなり気を使います。
おそらく、ハイエースのロングクラスだと入場は不可能だと思われます。
さて、キャンプ場に到着しても雨と風はおさまっていませんでした。
しょうがない・・・本日も車内で夕食か・・・
普通ならガッカリするところですが、この日は巨大あさりがありました。
「とれとれ市場南紀白浜」で購入していた巨大あさり。
とりあえず、これをKONGのシンクで水洗いします。
シンクが付いていて、本当に良かった・・・
こんな嵐の中、炊事棟まで行く気にはなれません。
そしてコイツをコッヘルの中に入れて酒を入れ、酒蒸しに!
巨大アサリの酒蒸しが完成しました~♪
おお! これは美味い! 美味すぎる!
大きくても、味は大味ではなく繊細。
生まれて初めて、こんなに大きいアサリの酒蒸しを頂きました。
しかも、車中泊の車内で(笑)
軽キャンで過ごすこの時間、最高ですね^^
2012/09/17 -5泊5日の車中泊南紀旅-

※追記
「福井キャンプ場」は2014年をもって、営業を終了したそうです。