旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
キャンプで快適撤収する為の小技と道具たち ― 2017/04/21 07:15
朝食を終えたら、ぼちぼち撤収を開始。川沿いのキャンプ場で朝晩の冷え込みも相当あった事から、ワンタッチタープは天井もサイドシートも結露でビッシャリと濡れていました。
真っ先にこれを何とかしておかないと、後々面倒。ということで、サイドシートの上は接続したまま、横の接続は全て解除してセミオープン。
ハトメ部分に100均のゴム製フックを引っ掛け、羽を広げる感じでペグダウンし、風通しを良くさせました。
早く乾燥させるコツは、何はともあれ風通しを良くさせる事。結露を拭く前に先ず、これをやっておくと、乾くスピードが全然違います。
ゴム製のフックで固定させる事によって、拭き取り易さも上々。ペグダウンという一手間は必要になりますが、後々を考えるとやっておいて損はありません。
順調に、結露を拭き取っていく事ができました。
そして、ワンタッチタープを自然乾燥させている間に、食器類を洗うために炊事棟へと移動。
何故か、ジェットボイル持参です(笑)
高規格キャンプ場であれば温水が出るので、冬場のキャンプで食器を洗う際に手が死にそう!なんて事にはならないのですけどね。
一般的なキャンプ場では温水が出ず、ましてや午前中に蛇口を捻って出る水はまるで氷水。これで食器を洗っていると、冷たい!を通り越して痛い!といった感じになるのです。
それを回避する為に今回、ジェットボイルを炊事棟に持参。
ジェットボイルであればあっという間にお湯が湧きますし、何よりも風の影響を受けにくいので、「炊事棟で手っ取り早く温水を作りたい!」という用途にも向いているのです。
以前、カセットコンロ+鍋で試した事があるけれど、なかなかお湯が沸かずに結局は冷た~い水のまま洗ったという事も。その点、ジェットボイルだと安心して任せられます。
沸騰までさせると火傷してしまうので、適当な温度になるまでお湯を沸かして。そのお湯を、使用済みのマルチプレートに移し替えます。
これだけの湯量ではとてもじゃないけど、全ての食器を洗う事なんて出来ませんけどね。冷たい水で洗いつつ、温かいお湯に手を浸けるだけでも効果抜群。
「手が死ぬ~」なんて事はなく、冷水だけで洗うよりも遥かに快適に洗い物を行う事ができました。
お湯が足りなくなっても、再びジェットボイルで沸かせば良いだけ。ジェットボイルであれば、40度くらいのお湯なら1分もあれば十分です。
カップ麺を食べる際には大活躍しているジェットボイル。実はこんな使い方もできるのですね。
これは、「風の影響を受けにくく、早くお湯が湧く」という特性があるからこそ。
優れた道具というのは、思いもよらぬところでも活躍してくれます。
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2017/03/05-江の川カヌー公園さくぎでキャンプ-
2つのマルチ+スリムコンロでグラハムサンド ― 2017/04/20 07:15
キャンピングカーで車中泊。その翌朝、朝食はワンタッチタープをフルクローズしたシェルター内で頂く事にしました。
旅先では手っ取り早く、キャンカーの車内で朝食をとる事が多いですけどね。せっかくのキャンプ、シェルターを有効活用しよう!という事です。
この日はちょっとだけ作りたいものがあって。その為には空間が限られるキャンカーの車内よりも、シェルター内の方がまだ自由度が利きます。
男性でも立って調理ができるキャブコンであれば、そのまま調理も車内で!っていう事になるのでしょうけど。そこはバンコン、割り切って使っています。
で、この日作りたかったものというのは、ピタグラハム(ピタブレッド・グラハム)を使ったサンドイッチ。
先ずはベースとなるピタグラハムをユニフレームの「fanマルチロースター」で焼いていきました。
このピタグラハムはパンのようでパンではなく。常温で長期保存できるので、キャンプ飯やちょっとした保存食にも向いています。
また、それを焼く「fanマルチロースター」も常備するアイテムとしては秀逸。
軽キャンKONGの購入と同時期くらいから愛用していて、そのKONGには常備させているのですが、あまりにも使い勝手が良いので、新しいキャンピングカーのWalk2用にも新たに買い足しました。
折り畳むとペッタンコになって場所を取らず。それでいて、広げると汎用的なトースターとして使えるので気に入っています。
肉などを焼くと脂が落ちてコンロを汚す事になるので向きませんが、トーストやお餅、そして酒のツマミとしてイカを炙ったりするにはもってこい。金網は、水平に広げて使う事もできます。
そしてこのトースターと、小型のコンロ(ストーブ)との相性の良さも特筆すべきポイント。
キャンカーWalk2の常備品として新たに仲間入りした、イワタニの「カセットフー プチスリム」にジャストフィットといった感じでした。
マルチロースター自体、輻射熱が大きいので中火以上で使う気にはなれませんが、カセットボンベを覆うような使い方にはならないので大丈夫でしょう。
そしてピタグラハムを焼いたら、一旦マルチロースターを下ろして今度はイワタニの「ジュニアこんろ対応 マルチプレート」をセッティング。
中に入れるベーコンや、目玉焼きを焼いていきました。
ベーコンはそのままサッと焼けば良いけれど、目玉焼きは蓋をした方が上手く焼けます。しかし、「ジュニアこんろ対応 マルチプレート」に蓋は付属していません。
が、全く問題はありません。一般的な20cm鍋用の蓋が使えますからね。
20cm鍋用の蓋は、100円ショップで入手可能。蓋をひっくり返して「マルチプレート」と重ね合わせれば、純正の箱にもそのまま収まって収納性もバッチリです。
「マルチプレートは蓋が無いのが惜しいんだよなあ」と思われている方。100円ショップを物色されると、ナイスなアルミ製の蓋が見つかるかもしれませんよ。
さて、ピタグラハムを焼いて、サンドする具材も焼いて。ここからはいよいよ、野菜と一緒にサンドしていけば、「グラハムサンド」の完成です。
思っていた以上にナイスな出来栄え!
「サブウェイ」で美味しいサンドイッチを頂いて以来、サンドイッチ好きになった私です(笑)
これからはキャンプの朝食でサンドイッチを作る機会が増えるかもしれません。作るのが簡単ですし、何よりもカミさんと二人で作っていくのが楽しい。
半熟に焼いた目玉焼きと、たっぷり野菜との相性は抜群でした。
ただ、半熟の黄身が垂れだしてくるので要注意(笑) この点はちょっと、工夫が必要かもしれませんね。
スープも用意すれば、ちょっとしたカフェでモーニング気分。
使った道具も「カセットフー プチスリム」、「fanマルチロースター」、「ジュニアこんろ対応 マルチプレート」と少ないですし、後片付けが簡単なのも嬉しいところです。
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2017/03/05-江の川カヌー公園さくぎでキャンプ-
専用の焼鳥台より焼き網の方が楽という事実 ― 2017/04/19 07:15
車中泊キャンプ、この日のメインメニューは、「ユニセラTG」による炭火焼きです。
車旅では手っ取り早く炉ばた大将等でのガス火で網焼き!っていうパターンが多いですが、キャンプ目的の場合はやっぱり、炭火が良いですね。
私達の場合、毎回焼き物ばかりとワンパターン(笑)で、特にアウトドア料理を作ったりするわけではないので尚更。
炭火くらいは熾しましょうよ、という事です。
炭火だと手っ取り早く、アウトドアの雰囲気を楽しめますしね(笑)
近所のスーパーで生の焼鳥セットが売ってあったので、「これこれ!」と購入。いつもは焼肉パーティーが多いですが、今回は焼鳥パーティーとする事にしました。
「ユニセラTG」には専用のオプション品、「焼鳥台」というのがあって、実際に私も所有。「ユニセラTG」と一緒にパッキングしているのですけど。
何度か使って、やっぱり焼き網の上で焼く方が簡単だという事が判明(笑) 今回は単純に、網の上で焼鳥です。
焼鳥台って串の安定感が無いというか、丸い串だと意図せずクルッとひっくり返ってしまうんですよね。だから非常に焼きにくい。
それに比べ、焼き網の上だと串が回る事なく安定して焼けるので簡単です。
鉄砲串のように、平面のある串だと良いのでしょうけど。スーパーで仕入れる出来合いの焼鳥の場合、なかなかそうもいきません。
とりあえず同時に焼けるだけ焼いて、それらを順次皿へと移して。
焼いたはしから食べていく焼肉にくらべ、「焼く」「食べる」を完全に分けて考えられる焼鳥は、食べるのが忙しくないのが良いですね。
冷めてきたら再び、焼き網の上で少し温めてから頂けばOK。
炭火焼きした焼鳥は風味も良く、酒のアテとしては最高です。
そして今度は、アジを炭火焼きしていき。
くっつくかな?と思いましたが、くっつく事なく意外と上手く焼く事ができました。
これも酒のアテにはもってこい。私達の夕食は基本、酒が進む食材でなければなりません(笑)
ちなみに、フルクローズしたシェルター内で炭火焼きなんかしたら自殺行為では?と思われるかもしれませんけど。そこはちゃんと対策しています。
エントランス部分は大きく開けて開放。一応、一酸化炭素警報器は置いておきましたが、これだけ開放していると換気も抜群。警報機が反応する事はありませんでした。
一面を開放していても、シェルター内はそれなりに暖かくて。開放しているエントランス部分の向こうに、キャンカーを横付けしているのがミソです。
こうする事で、車を盾にする要領で風を遮る事が可能。風をカットできれば、フルクローズしていなくてもある程度の暖気は確保する事ができます。
シェルター全体を温める石油ストーブに加え、足元にカセットガスで使えるコンパクトなヒーターを置いておけば完璧。
石油ストーブだとどうしても上方ばかり暖かくなるので、足元にカセットガスストーブを置いて併用するというやり方は、個人的に定番中の定番となっています。
パワーのある暖房器具を1個ドンッ!と据えるのもアリですが、非力な器具を組み合わせてカバーし合いながら使うのも、汎用性があってなかなか良いですよ。
ということで、シェルターで炭火焼きを楽しんだ後は、隣のキャンピングカーの車内に移動して二次会。
こちらはコタツがあったりセラミックファンヒーターがあったりと、まるで自宅並に快適。
コタツさえ片付ければ、いつでも寝られるっていうのも良いですね。
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2017/03/04-江の川カヌー公園さくぎでキャンプ-
面ファスナーでフルクローズ可能な楽タープ ― 2017/04/17 07:15
今回の車中泊キャンプで設営したワンタッチタープは、「FIELDOOR タープテント( アルミニウム)3.0m」。
ホームセンターで売られているワンタッチタープより高めの価格設定ですが、その分作りがしっかりしており、オプションパーツが豊富に揃っているのが特徴となっています。
その豊富なオプションのひとつ、「ウォールスクリーン」はフルクローズ空間を作るのに最適。(サイドに張っているボルドー色のシートです)
通常、ワンタッチパネルのサイドシート類はベルクロ等で簡易的に留めるだけなので隙間だらけになってしまいますが、FIELDOORのシートは面ファスナーで固定するようになっているので、隙間がほぼできません。
ゆえに、フルクローズ空間を作るには最適というわけ。
まるで一枚物のように、四隅も隙間なく張られている様子が写真で見て取れると思います。
シートの半分がクリアになった「ハーフクリアサイドシート」を組み合わせれば、光を取り込むことも可能。とにかく、オプションの組み合わせを考えるだけでも、色々と楽しめるタープなのであります。
他にはオールメッシュタイプのシートもあったりして、暑い季節はスクリーンタープとしても使用可能。もちろん、何も付けずにオープンタープとしても使えるので、とにかく利用シーンが多い万能タープと言えるでしょう。
他のワンタッチタープと同じく、設営が楽なのも「ズボラなキャンパー」にとっては嬉しいポイント(笑)
車中泊キャンプであれば、この「FIELDOOR タープテント」と数種類のサイドシートがあるだけで十分と思えるくらいです。
ただし、一枚物のタープとは比べ物にならないくらいパッキングサイズが大きく、アルミと言えども重くなりますので、軽キャンなどでの前乗り車中泊キャンプには不向きです。
あと、ワンタッチタープだとどうしても、素人っぽく見られがち(笑)
その辺りを理解しつつ、上手に付き合っていきたいタープですね。
さて、この日のタープセッティングは、時間限定ではありますが、ある欠点を抱えておりまして。
何故か西日を強く受ける方向に、太陽の光を通す「ハーフクリアサイドシート」を設置(笑)
結果として、タープ内に大量の西日が差し込むセッティングとなったのでした。
これは、サイトの西側に江の川があるので、その眺めを優先させた為。西日は、日が落ちるまでの我慢!と割り切ってのものです。
面ファスナーといえど、一度サイドシートを取り付けてから、後で付け替えるのは面倒ですからね。こういう時は、ベルクロで簡単に取り外せるタイプの方が楽かもしれません。
因みに、時間と共に変化する太陽光を遮るという意味では、自由に影をコントロールできる一枚布のタープの方が圧倒的に有利。
一口にタープと言ってもこのように、向き不向きがあって個性も様々なので、気がついたら道具が増えていた!というのは、よくある話なのかもしれません(笑)
ということで、西日が落ち着くまではタープ外の日陰で寛いで。(西側に山があるので、意外と日が落ちるのは早かったです)
早い時間から、焼酎で喉を潤す私なのでした(笑)
キャンプではこの、ボーっとしている時間が最高の贅沢に感じられます。
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2017/03/04-江の川カヌー公園さくぎでキャンプ-
キャンカーの地味だけど優れた機能の数々! ― 2017/04/16 07:15
朝風呂&サウナ、ランチと楽しみ、午後2時前には予約していたキャンプ場、「江の川カヌー公園さくぎ」に到着。
こちらのキャンプ場、電源付きのオートキャンプ場ながら、1泊1,000円ポッキリと激安なので、昔からよく利用させて頂いています。
当日電話で確認してみたところ、利用客は私達を含めて3組との事。サイトの希望を聞かれましたので、他のキャンパーから一番離れた奥の場所を確保して頂きました。
トイレや炊事棟からは遠く離れるけれど、プライベート感は抜群。キャンプ場ではどちらかというと、こういった場所の方が好きです。
で、先ずはレイアウトを決め、シェルター代わりのワンタッチタープを建てていく事に。
この時、キャンカーWalk2の収納庫扉が、思いもよらず大活躍でした。
これ、開けば簡易テーブルとしても使えるではないですか(笑)
収納庫からキャンプ道具を取り出そうと扉を開け、椅子を組み立てて置いてみたところ、まるであつらえたかのような感じに(笑)
今まで何度もここから道具を取り出しているのですが、テーブルとして使える事には全く気付いていませんでした。
これなら、買ってきたお弁当を食べるなど、ちょっとしたピクニック気分でも使えそう。敢えてテーブルを取り出さなくても良いのが、ナイス!
また、設営時にはペグやハンマーの一時置き場として利用したりなど、何かと便利である事も今回のキャンプで分かりました。
収納庫の扉なのに、マルチに使える簡易テーブル!
設営時のドリンク置き場としても最適です(笑)
もちろん、テーブルとしての使用は想定されておらず、ワイヤーでの固定なので、重量物を置くことはできませんけどね。
軽いものを置いたり、設営時の仮置き場にはもってこい。前述したように、ちょっとした食事スペースとしても使えます。
素晴らしいじゃないですか!
ホント、使えば使うほど惚れ込んでしまう車。収納が多くて使いやすいというのも、キャンプ道具を常備したい私にはピッタリです。
扉がテーブルになる収納庫は、実はベッド部分も上に跳ね上げる事ができるようになっていて。ダンパーが付いているので、手で支えておかなくてはベッドが落ちてくる!なんて事もありません。
これ、地味ながら実はとっても重要な機能。
これなら非力なカミさんでも楽に開け閉めできますし、何よりベッドのパーツが落ちてくる心配がないので、安心です。
バンコンではよく、作りを簡単にする為にベッドの板を上に置いただけのものが多いですけど、下を収納として使いたい場合、開け閉めに力が要りますし、滑落させる危険があるんですよね。
実際、キャンカーショーの会場で、とあるキャンカーのベッドマットがズレて落下し、子供が落ちたのを見た事があります(^^;
キャンピングカーはまさに、見た目やスペックでは良し悪しが分からない車。
キャンカーショー等で実際に触れてみる事も大切ですし、実際に使っている人のブログなども購入前には参考にされると良いかもしれませんね。
雑誌での露出度が高く、売れている車が必ずしも優れているとは限りませんから。
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2017/03/04-江の川カヌー公園さくぎでキャンプ-