錦帯橋のお土産品売り場から脇道にそれ、
臥竜橋（がりょうばし）通りと名付けられている商店街に向かう途中に、
「うまもん」という漬物屋さんの本社工場があります。

適当な表現が見当たらなかった為に工場と記述しましたが、
こちらの工場は築数百年を数える伝統的な建造物。（創業300年）
内蔵があり、そこで無添加の漬物が手作りで製造されています。
工場を訪れると、実際に漬物を漬けている工程も見学する事ができます。
そして、試食も頂けます。

こちらの漬物が本当に美味しいんです！
錦川の伏流水から湧き出る井戸水を使って作られる漬物は、
どれをとってもまさに絶品！
特に私は、「大根キムチ本造り」が大のお気に入りです。

そして本社工場では、実際に漬物を購入する事もできます。
（「ちゅーピーくらぶ」の会員証を提示すれば、10%オフで購入できます）

岩国出身の作家、宇野千代先生がこよなく愛された言われている
「うまもん」の漬物。時代を超えた美味しさがあります。

そして、もう一つ外す事ができないのが「うまもん」のレトロ館。
本社工場からは歩いて5分程度の距離に位置します。
元々銭湯だった建物を利用して造られたレトロ館は、
どこか懐かしい昭和の雰囲気を感じる佇まい。
漬物はもちろんのこと、手作りのコロッケも販売されています。

このコロッケが美味しいのなんの！
シンプルな「手作りコロッケ」は一個80円、
牛すじが入った「うまもんコロッケ」は一個100円です。

去年（2009年）から製造販売されているらしいのですが、
去年初めて、こちらで頂いて以来すっかりファンになってしまいました。

一つ一つ手作りなので大量生産とはいかず、
この日、お目当ての「うまもんコロッケ」は売り切れでしたが、
「手作りコロッケ」の味も秀逸。

ジャガイモのホクホク感、甘みの中には牛肉もたっぷり。
なんとも言えない奥深い味わいです。
レトロ館の屋上で頂きました。
錦帯橋と岩国城を望む事ができるレトロ館の屋上。
（この日は、花火大会の準備も眺める事ができました）

美味しいコロッケと絶景は、この上ない贅沢感に満ちています。

-2010/08/07- ～花火大会と車中泊～