旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
丑三つ時の嵐と翌朝 ― 2012/06/11 08:06
就寝するまでは良かったのですが・・・
熟睡した丑三つ時、妙な風音と雨音、そしてKONGの揺れで目が覚めました。
外でビュービューいっています。
その音はまるで、台風のようです。
音だけではなく、ポップアップしたKONGも強風の煽りを受けて揺れています。
何ということでしょう!
寝る前は穏やかな瀬戸内でしたが、
就寝して暫くしてから天候が急変したのです。
その光景はまさに嵐。
寝ぼけ眼半分、嵐は雨から始まった事を覚えています。
雨だけなら、今まで何度も経験した事があるのでノープロブレム。
ところが、風が加わった事により慌てて起床。
このまま放置しておけば、タープは勿論のこと、
サイドオーニングまで被害が及ぶ事は目に見えているからです。
案の定、台風クラスの突風に煽られたタープは、
史上最強のペグ、ソリッドステーク30cmを土ごと抉り取り、
ポールが飛ばされて二次被害が起きそうな状況になっていました。
(一番地盤が弱かった四隅の一箇所)
やばい・・・
「このままではタープだけではなく、サイドオーニングまでやられる」
そう思った私は、丑三つ時という事を忘れてタープの撤収を開始。
幸いにも、風上はKONGの右側面。
すなわち、サイドオーニングやタープとは逆方向でしたので、
ある程度KONGが風を遮ってくれていました。
これは、いわゆる動物的直感。
現地に到着した時からこの風向きが多かったので、
タープやサイドオーニングを守る意味で行っていたレイアウトです。
この直感に救われました。
救われたといえば、就寝前に行なっていた行動。
相変わらず穏やかな瀬戸内でしたが、
空を見上げたら一雨きそうな感じでしたので、
最悪を想定して雨に濡れては困る椅子等は事前に撤収しておきました。
(海沿いという事も考慮して)
これが大正解!
最悪シーンの撤収は、タープの布地を大型ゴミ袋に入れてKONGに退避、
サイドオーニングはクルクル格納するだけで済みました。
間に合った・・・
もう少しで、大事をやらかす所でした。
海岸沿いをナメてはいけませんね。
例え、穏やかな瀬戸内でも・・・
※写真は、嵐が治まった翌朝のKONG。
(雨は降り続いていたので、利便性を上げる為にサイドオーニングを再展開)
※奥に見えるタープは、嵐の翌朝に来られた方のものです。
2012/04/30 -磯釣りとキャンプ-