旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
移動型・滞在型MIXの車中泊キャンプ ― 2012/08/01 08:02
「かえるまつり」を楽しんで、温泉を楽しんで。
残すは、キャンプ場での車中泊キャンプ。
別に、そのまま自宅にカエル、じゃなかった、帰る事もできたんです。
でも、それでは面白く無いので、
ちょっとキャンプを楽しんでみる事にしました。
そんな車中泊プチキャンプ地として選んだ場所は「立野キャンプ場」。
我が広島県が誇る、無料のオートキャンプ場です。
ただし、事前の予約(利用申請)が必要。
通常は電話とFAXでのやりとりとなりますが、
FAXが無い場合は当日に「廿日市市役所 吉和支所」で手続きをする事も可能。
私は後者の方法を選択しました。
「吉和支所」には休日でも宿直の方がいらっしゃり、
キャンプ場での注意事項等を聞くことができます。
そして、使用許可証に必要事項を記入してサイン。
この時点で、現地までの地図と利用規約が手渡されます。
これで、晴れて無料キャンプ場の使用権利を得ることに!
ちょっと面倒くさい感じがしますが、
無料キャンプ場のモラルを守る為には、致し方ない方法だと思います。
無料だからと言って、ルールの無い無法地帯は嫌ですからね。
ちなみに、「吉和支所」は、
「女鹿平温泉 クヴェーレ吉和」の手前にあります。
入浴前に手続きを済ませておきました。
さて、「立野キャンプ場」に到着した私達は、
早速プチキャンプのセッティングを開始。
ただ、今回は移動型キャンプではなく、
キャンプ目的の滞在型キャンプでもありません。
言わば、その中間をとったようなハイブリッドキャンプ。
ある意味観光目的で、それでいてキャンプも楽しみたいみたいな・・・
そこで、セッティングは設営&撤収の簡素化を図りつつも、
キャンプならではの楽しみも重視したものにしました。
キャンプと言えば炭火。
炭火があれば焚き火も欲しいよねと、焚き火台を配置。
簡素化を図った部分は、リビングを形成するタープ。
キャンプ用のちゃんとしたものではなく、
ブルーシートで自作した「なんちゃってタープ2号」です。
この「なんちゃってタープ2号」は、「なんちゃってタープ1号」の改良品。
サイドオーニングに連結できる特徴はそのままに、
さらに有効面積を拡大しました。
1号に比べてポールは追加で2本必要となりますが、
これだけ広い空間が手軽に作れるのですから、
今回のようなハイブリッドキャンプには最適ですよね。
ちなみに、短い方のポールは、
スノーピークの「アメニティドームアップライトポールセット」。
ポール、ロープ、ペグのセットで長さ150cm。
1号の時にも愛用しているポールです。
そしてセンターを務めるのがロゴスの「システムロックポール230cm」。
90cmから230cmまで5cm刻みで長さ調節が可能。
最近、KONGの常備品として仲間入りを果たしました。
この二種類を組み合わせれば、いかなるセッティングも可能。
これからの車中泊キャンプ、重宝することは間違いありません。
なお、ペグは「ソリッドステーク 30」で統一です。
(一部、20も使用しています)
2012/06/02 -カエル祭りキャンプ-
BBQの後は焚き火。そして車中泊 ― 2012/08/02 08:05
車中泊キャンプ、お楽しみの夕食メニューはBBQ。
毎度、ワンパターンですねえ・・・
でも、手間がかからなくて美味しいから、我家の定番になっています。
時間を有効的に使えるのもポイント高し。
手抜きキャンプには持って来いです。
しかも、この日の牛肉は前回の旅で購入していた奥出雲和牛!
自然とテンションが上がってきます。
これを炭火で焼くと・・・たまりませんねえ。。。
ガス火で焼くより、圧倒的に美味しく焼けるのが炭火の良いところ。
移動型キャンプなど、時間が限られる旅ではどうしても「炉ばた大将」等の
ガス火の網焼きになりますが、(実際に重宝しています)
少しでも時間が許すのなら、やはり炭火がいいですね。
強火の遠火が楽しめるのも炭火ならでは。
その炎を工夫しながら焼くのも、また楽しいものです。
これは、単調なガス火ではなかなか味わえません。
今回のシリーズには登場しませんが、
強火ゾーン、中火ゾーン、弱火ゾーンを使い分けて、
一度に複数の調理をするのもお手の物。
夫婦二人程度なら、大型の焚き火台+焼き網があれば十分でしょう。
(例えば、私が愛用している「ヘキサステンレスファイアグリル」など)
焚き火台を囲っての食事は、ちょっとした囲炉裏感覚。
これにお酒が加わると、なんとも言えない幸せ気分に浸れます。
お腹が満たされてきたら、そのまま二次会モードというのもアリ。
焼き網の上でオイルサーディンを温め、ちびちび頂くのも良いですね。
(この日は、トマト仕込みのイワシの缶詰)
それが無くなってきたら、大人の焚き火タイムへ。
焼き網を取っ払って残り火に薪をくべれば、
さっきまでBBQグリルだったものが、そのまま焚き火台になります。
薪は、産直市で販売されている一束300円前後のものが経済的。
できれば、事前ににしっかり乾燥させておくと良いです。
それにしても、焚き火はいいなあ・・・
炎を見ているだけで、全てを忘れて無心になれます。
この後は、KONGに戻って車中泊。
あっという間に爆睡してしまいました。
2012/06/02 -カエル祭りキャンプ-
雨とロフトと軽キャン。晴耕雨読 ― 2012/08/03 08:03
暖かくなってきたこの時期、私はポップアップルーフの二階で寝ます。
そして、目覚めてもなかなか一階に下りる事はありません(笑)
何故なら、そこからの景色が非日常的で大好きだから。
高台でも無い限り、なかなかキャンプ場を上方から臨む事はできませんが、
ポップアップルーフの上からは、いとも簡単に臨む事ができます。
中でも、サイドオーニング越しから臨むサイトの風景は最高。
ちょっとしたロフトに居る気分になります、
そんな事が容易に出来るのも、ポップアップルーフならでは。
特に、KONGのポップアップルーフは全面に網戸が張り巡らされていますので、
風通しはもちろんのこと、見通しも抜群。
最高の監視塔(笑)になります。
監視塔からは、気象の変化も敏感に察知する事が可能。
この日は、明け方から降り続いた雨で「雨注意報」が発令中でした(笑)
早速、外に出て状況を確認してみる事に。
オーニング類を片流れにして寝た甲斐がありましたね。
雨が降っても、サイドオーニングとなんちゃってタープは無事。
その下にある、キャンプ道具をしっかり守ってくれていました。
やはり、サイドオーニングは便利ですね。
我がKONGのようにミニマムサイズでも
ちょっとした自作タープを延長する事で、その可能性は無限に広がります。
ところで・・・
この日の朝食も最近の定番になっている袋麺(笑)
それでも、前日のBBQで余った野菜を沢山投入すると、
かなり良い感じに野菜ラーメンに仕上がります。
その傍らでは、炭火で「美味どり」を温め中。
この「美味どり」は、私が大好きな「松尾きじ園」のものです。
1パック2本入りで500円。コストパフォーマンスも抜群です。
(美味しいのは言うまでもなく)
しかし、6月で山間部は寒いっす(笑)
しかも、炭火が消えれば「メマトイ」がブンブンと。
堪らないので、KONGの車内に避難しました。
この中なら程良い温度で、メマトイからも開放されます。
もちろん、閉めきったら暑いので、網戸にしての温度調節は必要。
この状態でお昼まで、マッタリ読書をしながら過ごしました。
2012/06/03 -カエル祭りキャンプ-
夏を涼しく過ごすサイトレイアウト ― 2012/08/03 22:08
明け方から降り続いた雨は次第におさまり、
一転して快晴の様相を呈してきました。
こうなってくると、サイトの位置取りが明暗を分けます。
下手な位置取りをしていると、朝から日差しにやられ、
「暑~!」なんてことも。
タープを張っていても、その位置(方角)が悪いとあまり役に立ちません。
これは、知っているようで知られていない事実。
まあ、区画分けされたサイトでは、否応なく車を停める向きと
タープを張る向きも決まってしまいますので、
そんな事を考える余地もないのですけどね^^;
でも、区画分けされていないサイトでは、使う側の力量次第。
駐める方角次第で、良くも悪くもなります。
これが、建て売り住宅的な区画分けされたサイトとは違うところ。
方角って、意外と重要ですよ。
これを上手くコントロールできると、涼しさも暖かさも自由自在。
例えば、冬場で暖かさを求めたい場合はリビングを南側に配置。(車は北側)
日が落ちるまで、一日中ポカポカのサイトレイアウトとなります。
逆に、初夏から秋の初旬にかけて涼しく過ごしたい場合は、
車を東側に置いて、リビングを西側に配置。
たったこれだけで、夏場でも一日中涼しいサイトレイアウトとなります。
嘘みたいでしょ? でも、本当なんです。
トップの写真を見て頂けると分かると思いますが、
KONG横のサイドオーニングと延長タープ下には見事な影ができています。
この時の時間帯は正午前。
それでもサイトレイアウトが良かった為、
晴天のもとでも全く暑いとは思いませんでした。
何々?「6月なら涼しくて当たり前じゃん!」と仰るアナタ!
実は、7月後半でも、このサイトレイアウトで涼しく過ごせましたよ。
世の中には強制的に涼しくする便利な機器も存在しますが、
それに手を出す前に、自然に逆らわないレイアウトを試みてみては?
たったこれだけで、体感温度は格段に違ってきます。
ちなみに、暑いこの時期。
左側にサイドオーニングがある一般的なキャンカーなら、
車の頭を北に向けて停車させると一日中幸せになります。
嘘と思うのなら、是非一度、お試しあれ。
ただし、風が強い時はこの限りではないので、あしからず。
2012/06/03 -カエル祭りキャンプ-
車中泊キャンプの手抜き昼食 ― 2012/08/04 23:13
チェックイン・アウトフリーの無料キャンプ場でしたので、
昼まで読書をしてゆっくりと過ごしておりました。
カミさんは、KONGのベッドでお昼寝中(笑)
気持ちよさそうな寝顔が印象的でした。
網戸にしたポップアップルーフからは、心地よい風もソヨソヨと。
意外かもしれませんが、ポップアップルーフを展開していると、
夏場でも木陰の下より涼しいんです。
煙突効果といいますか、KONGの自然対流は抜群。
なお、ポップアップルーフを閉じると一気に暑くなります^^;
当たり前といえば当たり前ですが。
この点を考えると、ノーマルルーフの軽キャン(バンコン)は、
夏場は「我慢」の一文字に尽きるような気がします。
天井から伝わってくる熱気は、並大抵のものではありません。
さて。。。
お昼までゆっくりしても、食事はとても貧相なわけでして。
真空パックのご飯とレトルトカレーをボイルして温め、
カレーライスで昼食としました。
カレーは、賞味期限間近の「おつとめ品」。しかも昼なのに朝カレー(笑)
でも、スパイシーでなかなか美味しかったですよ。
カレーだけでは物足りないので、
キャンプの時に常備している非常食セットの中から食べたいものを物色。
「ます野菜煮」なんていいですね~。
缶詰内に、びっしりと具材が詰まっていました。
サイドメニューでは目玉焼きも。
シンプルなものは美味しいですね。
この後は、適度にのんびりと過ごしてキャンプ場を出発。
「潮原温泉 松かわ」で贅沢なひとときを過ごし、
数十キロ先にある我が家を目指しました。
2012/06/03 -カエル祭りキャンプ-