旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
窓の外に広がるドラマを眺めてブログを更新 ― 2016/02/11 06:10
清々しい朝。窓を開けるとそこには、
うっすらと朝焼けが広がっていました。
身近にこんな、素敵な風景を拝める場所があっただなんて。
そのまま額縁に飾りたくなるような、絵になる風景。
海岸沿いを散歩する女性を見るだけで、
様々な想像が頭の中を駆け巡ります。
ホテルの宿泊客で、早朝の空気を楽しんでいるのかな?
とか、近所の方で朝の日課なのかな? などなど。
まさに、窓の外の景色がそのままリアルなドラマ。
一瞬足りとも同じシーンはありませんし、
空の色も刻一刻と明るくなっていきます。
それを眺めなが、7インチのタブレットでブログを更新。
いつもより捗ったのは、気のせいでは無いでしょう。
さて、朝食は部屋食ではなくて和室の大広間にて。
夕食に比べたら至って普通でしたが、
和食中心のメニューは清々しい朝にはもってこい。
適度な塩分と品数で、ボリューム的な不満はありませんでした。
朝はむしろ、これくらいが調度良いのかもしれません。
そして食事を終え、部屋に戻って窓の外を眺めてみると。
(外の景色が良いので、ついつい眺めたくなります)
今度は、鹿さんファミリーによるドラマが上演中でした(笑)
宮島の鹿は、夜は山などに帰って寝て、
昼間は人間が居る場所に移動してきて、過ごすと聞きます。
このドラマはまさに、朝になって山から下りてきた鹿。
一列になって歩く姿が、何とも愛らしかったなあ。
毎日こうやって、家族でここに来ているのでしょうね(笑)
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2015/12/20 -カミさんのbirthdayは宮島一泊旅-
観光地「宮島」の生活感が残る「町家通り」 ― 2016/02/12 07:10
ホテルをチェックアウトしたら、送迎バスで宮島線橋へ。
そこにあるコインロッカーに荷物を預け、
再び宮島観光へと繰り出しました。
とは言っても、前日に主な観光ルートは通っているので、
この日はその裏となる、地元の方の生活圏を散策。
「町家通り」と呼ばれている、
江戸時代から昭和初期にかけての古民家が残る町並みです。
普段は観光客が通る事はない場所。
しかし、ここから望む五重塔は、知る人ぞ知る絶景。
これを見ずにして、宮島観光を語る事はできません。
おそらく、島内で一番、
五重塔が美しく見える場所ではないでしょうか。
その町並みと共に、まるで昔にタイムスリップしたかのよう。
今にも、カランコロンと下駄の音が聞こえてきそうです。
現在でも、島民の方の重要な生活圏となっている町家通り。
観光地の中にあって、生活感を感じる事ができる貴重な場所です。
メインストリート沿いには酒屋さんなどもあって、
古い建物と新しくてお洒落な建物が共存しています。
このような場所は、なかなか珍しいですよね。
本日読んだ地元新聞記事によりますと、この「町家通り」。
「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けるため、
官民一体となって大詰めの作業を迎えているとの事でした。
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2015/12/20 -カミさんのbirthdayは宮島一泊旅-
神の島の絶景!弥山山頂を目指して進む ― 2016/02/13 07:10
宮島観光と言ったらココ、「弥山」は外せません。
日帰り旅でも何度か訪れた事がありますが、
山登りとかが嫌いなカミさんと一緒の為、
上る地点はもっぱら、ロープウェイが通じているその場所まで。
この日も「それでいいや!」くらいの軽い気持ちで、
ロープウェーの往復乗車券を購入しました。
普通に購入すると1,800円のところ、
電子マネーのPASPYで購入すると、100円安い1,700円。
広電の「一日乗車乗船券」の方が割引率が高いようですが、
移動の足に市電よりJRを使うのであれば、PASPYの方がお得。
(フェリー運賃も10円安くなります)
このあたりは、どれだけ頻繁に市電を利用するか?で、
お得になる方を選べば良いと思います。
さて、無事にロープウェーに乗り込んだら、思いっきり観光気分!
ロープウェーから見える景色を楽しみました。
当たり前ですが、登れば上るほど見晴らし良好。
ロープウェーの最終地点、「獅子岩駅」の展望台に立てば、
ご覧のとおりの絶景を望むことができます。
でもこれ以上の絶景を望むのであれば、弥山の山頂に行くのが一番。
しかしここからは、徒歩で片道約30分の道のりとなります。
どうする? カミさんは帰りたがっているけれど(笑)
せっかくなのでカミさんを説得し、
山の向こうに見える山頂を目指すことにしました。
大体は綺麗な遊歩道が整備されていますが、
所々で足場が悪いところも多々有り。
こんな時、「キャンプ等でアクティブに動きやすいように」と、
普段から履いているトレッキングシューズが威力を発揮します。
(カミさんとお揃いの、モンベル製ゴアテックス)
一般的なスニーカーやウォーキングシューズより、
遥かに歩きやすかったと思います。
ということで、暫く歩いて「消えずの霊火堂」に到着。
1200年前に弘法大師が修法を行った際の霊火が、
今でも消えずに残っている事で有名です。
堂内はかなり煙っていた為、足早にその場を後にしましたけど。
何とも言えないパワーを授かる事ができた様な気がしました。
そして、さらに山頂を目指して「弥山」を上っていく私達。
徐々にではありますが、空が近くなってくるような気がします。
次第に、遊歩道にある岩も大きくゴツゴツしてきて。
いよいよ、山頂も間近か? と思って歩いていると。
ついに! 大きく開けた「弥山」山頂へと到着しました。
そこに居た鹿が、まるで神の使いの様に見えたのは私だけか。
とにかく、目にする全てのものが有りがたく。
この絶景はやはり、歩いて登らないと見られませんね。
往復1時間以上かかりますが、思い切って登って本当に良かったです。
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2015/12/20 -カミさんのbirthdayは宮島一泊旅-
名物の「あなごめし」を自分へのご褒美に! ― 2016/02/14 07:10
弥山に登ってしっかりと体を動かした後は、ご褒美タイム。
カミさんがあまり好きではない山歩きをした後な訳ですから、
如何にここで美味しいものを食べるか? が鍵になってきます(笑)
ということで、昼食で訪れたお店は。
表参道商店街にある、「あなごめし」で人気の「いな忠」。
店前の空間で穴子を香ばしく焼かれていますから、
見かけた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
こちらでは勿論、看板メニューの「あなごめし(1,800円)」を注文。
それが出てくるまでに、熱燗で一杯やりました。
いやあ、車抜きの旅っていうのも良いものですね。
昼間から熱燗だなんて、くるま旅だとまず不可能なのですけど。
公共交通機関のみの旅だと、気にせず楽しむ事ができます。
飲み過ぎに注意しつつ、カミさんと杯を傾けあって。
少しずつ喉を潤すと、冷えた体がカーっと温まってきます。
こりゃあ、極楽だ。
最近では飲む事が少なくなった日本酒ですが、
こういったシーンで一番美味しいお酒は、紛れも無く日本酒でしょう。
さて、そうこうしていると「あなごめし」が運ばれてきました。
上の写真は既に、何口が食べた後のもの(笑)
そのお味は、甘辛いというよりは醤油がキリッと効いていて、
日本酒(熱燗)にもピッタリといった感じ。
焼穴子ゆえ、蒸し穴子と違ってフックラ感は少ないのですけど。
食欲をそそる香ばしい香りが一番の魅力。
決して安くはありませんが、贅沢感を演出するというか、
自分へのご褒美としてはもってこいではないでしょうか。
因みに私はというと、「清盛定食(1,800円)」をチョイス。
(前述の「あなごめし(1,800円)」は、カミさんの注文分)
名物の「あなごめし」は食べたいけれど、それだけではなくて、
天ぷら等も色々と味わいたい! という、
優柔不断な私なんかにはもってこいのメニュー。
ミニサイズながら「あなごめし」が付いていますし、
この時期には有りがたい温かい「そば」も付いています。
もちろん、揚げたての天ぷらも!
1,800円というお値段は決して安くはありませんが、
宮島名物の「あなごめし」も味わえますからね。
その他の食材もバランスよく食べられる事を考えると、
なかなか満足度の高いメニューではないでしょうか。
少なくとも、私とカミさんにとっては立派なご褒美ランチとなりました。
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2015/12/20 -カミさんのbirthdayは宮島一泊旅-
私、宮島の鹿。フライドポテト欲しいです ― 2016/02/15 07:10
長々と綴ってきた宮島編。今回の記事が最終回となります。
宮島のご当地グルメ、「あなごめし」を堪能した後は。
上機嫌で帰路に向けて宮島桟橋の方へ移動。
そのまま帰るつもりだったけど、
どうしても気になるグルメがあったので寄り道しました。
そのグルメとは、「ホテルみや離宮」の
屋外売店で実演販売されている、「あなご竹輪」。
1本確か、260円かそこらだったかな。
いつも近くを通るたびに気にはなっていたのですが、
宮島に到着してすぐだと食べ歩きにはまだ早すぎるし、
帰りに頂くには遅すぎるといった感じで。
ついつい、頂く機会を逃していたグルメなのでありました。
でも今回は、泊まりがけだったので帰路でも余裕があったため、
迷うこと無くこの「あなご竹輪」を購入。
早速、アツアツのうちに頂いてみることにしました。
もっと早く購入していれば良かったな。
コリコリ食感で、メチャメチャ美味しいではないですか!
竹輪で260円って、ちょっとお高い印象を受けますけど、
これを頂くとそんな印象は吹き飛びます。
例を挙げると、鞆の浦の竹輪はコリコリしていて美味ですが、
この竹輪はそれに負けず劣らずのコリコリ感。
「どうせ柔らかいだろう」と思っていたので、意表をつかれました。
次回は、宮島に上陸してすぐのオヤツとして、頂きたいですね。
さて、この後も宮島桟橋の方を目指して移動。
途中のテキ屋で、とても面白い光景を目にしました。
鹿が、テキ屋のフライドポテトを物欲しそうに眺める光景(笑)
どんなに近くを人が通っても、ずーっとポテトを眺めています(笑)
しかし、写真にある距離以上は決して近づこうとはしません。
賢いというか何というか。
ポテトが気になっても、奪おうという気はないようです。
ただただ、貰えるまでその場でじーっと待ち続けるのみ(笑)
結局は、貰う事は出来ずにその場を立ち去ったのですけどね。
鹿と人間が共存している、宮島ならではの面白い光景でした。
(前日もここで、同じ光景を見る事ができました)
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2015/12/20 -カミさんのbirthdayは宮島一泊旅 帰路編-