旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)

シンクから水が出ない! 原因は?2012/07/29 08:28

KONGの壊れたシンク

我が家の軽キャン、KONGにはシンク(ギャレー)が装備されており、
蛇口をひねれば水が出てくるフォーセットが付いています。
サイズ的にはミニマムな感じですが、一度使うとその便利さの虜に。
今では、無くてはならない存在になっています。

ところが・・・

最近、この蛇口をひねっても、
出てくる水はチョロチョロといった状態に陥っており、
悪い時には全く水が出てこないといった時もありました。

これは、シンク肯定派の私にとっては一大事の問題。
幸い、長旅で水が出ない事はありませんでしたが、
この先の旅を考慮すると、いつ出なくなるかドキドキの状態。
旅先で水が出ないとなると、不便になること必至ですからね。

そこで、重い腰を上げて原因究明に。

最初、水中モーターを疑いました。
聞くところによると、この水中モーターがよく壊れるのだとか。
そこで、水中モーターを外してそこにテスターをあて、(ギボシ端子)
電圧を測定してみました。その結果、しっかり13V前後ありました。
ということは、水中モーターまでの導通はあるという事です。
やはり、水中モーターの不具合か?

でも、水中モーターの挙動を見た感じ、
水中モーターの不具合とは思えなかったんですよね。
そこで、ギボシ端子を外して水中モーターをサブバッテリーに直結。
スイッチ付き蛇口(フォーセット)をパスする感じで接続してみました。

すると?

水中モーターが元気よく回転するではないですか!

やはり・・・

諸悪の根源は水中モーターではなく、
スイッチ付き蛇口(フォーセット)のスイッチにあったのです。

おそらく、
蛇口をひねった時によるスイッチのON/OFFで接点部分に火花が発生。
その繰り返しで接点部分が酸化して抵抗になり、
負荷(水中モーター)を繋いだ時に電圧降下が発生。
結果として、水中モーターに十分な電気を送る事ができず、
ゆっくり回ったり回らなかったりしていたものと思われます。
(AC用のスイッチをDCで使った時に、よくこうなります)

危なかった・・・
危うく、元気な水中モーターを交換するところでした^^;

ちなみに、新たなスイッチ付き蛇口(フォーセット)は、
ネットで注文してお取り寄せ。
僅か2日くらいで自宅に届けられました。

それでは、早速交換作業を。

KONGのギャレー裏のタンク室内は、ご覧の通りの感じになっています。
天板の上にフォーセット、そこからホースが続いて水中モーターです。
今回は、ホースから下はそのまま使うものとします。
KONGのタンク室内

まずは、古いフォーセットの取り外し。
クランプを緩め、ギボシ端子を取り外します。

外れました~!
取り外したフォーセット

意外と汚れていますね^^;
この後、ホースの洗浄も追加で行いました。

そして、おNEWなフォーセットがコチラ。
新しいフォーセット

全く同じものなので、また接点不良をおこすかもしれません^^;
でも、取り付け穴等の互換性を考えたらこれしかありませんでした。
まあ、また4年くらい持ってくれればよいかな、と割り切ったところで、
ギボシ端子を圧着して配線、KONGに装着です。

バッチリです! 水の勢いが復活しました!
フォーセットを交換して復活!

これであと数年はいけますかね。

ちなみに、今回の自力修理にかかった費用は、
部品代と送料で約6,000円、修理時間は約一時間でした。
(原因調査込みで)


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