旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
フルセグ化と高感度アンテナ&ブースター ― 2013/02/27 12:41
今までKONGに車載していたテレビは7インチでワンセグオンリー。
ディスクもDVDしか再生できなかったんですね。
自宅では既に数年前からブルーレイを導入しているというのに・・・
せっかくなら、自宅も車もブルーレイで観たいですよね。
そこで今回、KONGのテレビ環境をリニューアルする事にしました。
まずは、テレビ(プレーヤー)を選ぶところから始まります。
現状の7インチでは小さくて見辛いので、最低でも10インチ以上、
ワンセグだけでは物足りないので、フルセグも受信できる事が条件でした。
でも、電波の弱い地域ではワンセグに切り替わる機能は欲しい。
あと、チャンネルのプリセットは簡単なのがいい。
キャンピングカーは家とは違って移動がつきものなので、
地域毎にチャンネルのセッティングが面倒なヤツは敬遠。
ボタンひとつでセッティングが完了するのが理想です。
これにブルーレイの再生機能が付いていたらほぼ完璧!
ということで色々探していたら・・・ありました!
フルセグチューナー搭載 10V型 ポータブルブルーレイディスクプレーヤー、
「APBD-F1020HW」です。
本当はパナソニックの「DMP-BV300」も候補だったのですけどね。
本体の固定が面倒&画面の角度調整の融通がきかない&、
チャンネルセッティングが面倒といった理由から却下となりました。
(アンテナ内蔵で良い製品なのですが・・・惜しいです・・・)
それに比べ、「APBD-F1020HW」は上記の欠点を全て克服しています。
画面の角度は上下左右自由自在だし、
本体の固定も耐震ジェル又はベルクロでOK。
チャンネルサーチもリモコンのボタンで一発、手間いらずで完了します。
ただ、チューナーの感度が思ったより悪かったんですよねえ・・・
車載を想定して自宅で色々テストするも、良好な結果を得られず。
はて、どうしたことか・・・と悩んでいたところ、
救世主とも思えるコンパクトなアンテナを発見しました!
「高感度ブースターアンテナ PHSA-OF25」です。
私が購入した時は確か、2,980円だったかな?
それこそ、タブレット端末の画面幅程度に小さいこのアンテナには、
USBを電源とするブースターを内蔵。
見るからに頼りない外観だったのですが、ところがどうしてどうして。
抜群の受信感度を誇るではないですか!
試しに、家にあった別の小型テレビに繋いで試してみたところ、
何の問題もなくフルセグを全チャンネル受信できました。
こんなに小さい室内アンテナなのに、凄すぎる!
しかし、それをもってしても、
感度の低い「APBD-F1020HW」ではフルセグを見られなかったんですね。
ワンセグの方はバリバリなのですが・・・
そこで、ダメ元で更にブースターを追加。
自宅に眠っていた八木アンテナの「DPW02」を入れてみました。
これは家庭用「地上デジタル放送対応UHFアンテナ UwPA」用のブースター。
本来なら、アンテナの根っこに付けるヤツです。
それに100均の中継プラグを付けて、SMA<->Fコネ変換プラグを付けて。
普通、ダブルブースターってタブーですよね。
ブーストした電波をブーストしても、ノイズが増幅されて逆効果。
かえって映らなくなると聞きます。
しかし、今回試した環境では劇的に受信性能が向上したのです!
(この組み合わせがたまたま良かったのか?)
これまで見られなかったフルセグも全チャンネルバッチリ!
試しに、自宅から往復1時間以上のドライブをしてみても、
フルセグ受信が途切れる事は無し!
しかも、指向性は殆ど無いようで、車がどの向きでもいつも良好な受信。
全チャンネル、最高感度で受信できるようになりました。
※写真は、排水タンクの上に設置したブースター(DPW02)の電源部。
ちなみに、ブースター用の電源は、
「3wayインバーター Meltec HC-60」から取るようにしました。
これはシガーソケット出力、USB出力、AC出力が付いていて一石二鳥。
ブルーレイプレーヤーをシガーソケット経由で充電しつつ、
USBとACのブースターそれぞれに電源を供給する事ができます。
これで、笑点もフルセグでバッチリ(笑)。
ポータブルといえど、ワンセグとは比べ物にならない解像度がいいです。
(ただし、フルハイビジョンではありません)
高感度アンテナとブースターのお陰で、
アンテナや車の向きを気にしなくて良いのもGOOD!
今までワンセグが映らなかった場所でも、これなら期待が持てますね。