実は宿にチェックインする前、
お気に入りの「明礬湯の里」で入浴を楽しんでいました。

こちらの温泉、白濁した湯船には湯の花が舞い。
硫黄の香りが漂う泉質は何度訪れても幸せ気分に浸れます。
まさに、温泉三昧冬の旅。

湯上がりに1個50円の温泉たまごを「アツっ！」とか言いながら、
塩をパパっと振って頂くのもいいですね。

さて、話は戻って宿での夕食後。
せっかくなので、外湯めぐりへと出掛けました。
向かった先はもちろん、温泉として日本で唯一、
ミシュランガイドで三ツ星を獲得した「ひょうたん温泉」。

前々から行ってみたくて、今回が初の訪問となります。

宿からは徒歩で10～15分くらいだったですかね。
迷わなければ、もっと早く着いていたと思いますが。

それにしても、こちらの人気ぶりは凄かった！

私達は徒歩なので関係ありませんでしたが、駐車場は満車。
日が暮れた駐車場に次から次へと車が来る様は、
まるで不夜城のような雰囲気が漂っていました。

それくらいに大人気のミシュラン三ツ星、「ひょうたん温泉」。
では実際、泉質はどうなのかと言いますと？
うん、普通に鉄輪の湯（笑）
ここだけが特別に優れているという訳ではありません。

では何故、そんなに人気があるのかといいますと？
おそらく、その規模の大きさでしょうね。
それはまさに温泉のテーマパークといった感じで。

打たせ湯だけでも、通常の温泉施設ぐらいの広さはありました。
それぞれの湯船もなかなか趣向が凝らされていて。
なるほど、観光客ウケする造りになっています。

でも、温泉好きの施設かというと？　多分、Noですね。
あまりにもメジャーになり過ぎて、アジア系の外国人が多すぎ。
ま、それはそれで日本の観光産業としては良いのでしょうけど。

どこにいても落ち着けないのです。

純粋に、温泉で寛ぎたい人には向いていないでしょうね。
でもまあ、一度は行ってみて損はないと思います。
あらゆる意味で、他の温泉と違った驚きがあります。

因みに、「明礬温泉」->「鉄輪温泉」とハシゴすることで、
「シャンプー」->「リンス」といった効果を期待できるそうです。


2015/01/10 -湯治の宿2連泊-温泉三昧＆地獄蒸し-