秋吉台のカルストロードを走り、到着した場所は「秋芳洞」。
（「しゅうほうどう」ではなく、「あきよしどう」と読みます）

もう、詳しい説明は不要ですね。
国の特別天然記念物で、鍾乳洞としては日本最大級。

中国地方にお住まいの方なら、
一度は訪れた事がある景勝地ではないでしょうか。

それ程までに有名な「秋芳洞」。
鍾乳洞内は遊歩道が整備されており、
洞奥の温度は年間を通じて17度前後。
9月と言えども今年はかなり暑かったので、
鍾乳洞内に入ると一気に汗が引く感じでした。

それにしても、凄いですね。
数千年かけて作られた天然の芸術。
その神秘の姿は私の想像を遥かに超えており、
何度見ても驚きの連続。
さらに、この環境下で生物が生息しているというのですから、
生命の神秘にも驚くばかり。

コウモリが居る事はまあ、大体想像がつくんですけど、
洞内を流れている川とその周辺の水辺には、
目が退化したエビが暮らしているのだとか。
決して生物が生きる上で適した環境とは言えないのですが、
それでもその環境に適応しながら必死で生き抜くその様は、
力強さというより、神々しさすら感じます。

えてして、逃げる方に走ってしまいがちな私達。
もっともっと、自然や生き物たちに学ぶ事がありそうですね。


2013/09/16 -車中泊で行く！下関・萩・美祢の旅-