高校から社会人にかけて、趣味として作曲を楽しんでいました。
使用していた機材は、シンセサイザーを中心とするMIDI機器。
アルバイトをして貯めたお金で購入していました。

高校時代の文化祭では、友人と組んだバンドで生演奏をした事も。
某バンドコンテストに出場し、
「特別賞」なる有難い賞を頂いたこともあります。（当時17歳）

当時としては珍しかったんでしょうね。
キーボード＋パーカッション＋ボーカルというスタイルが。
バンドの要となるドラム、ベース、ギターは居ませんでした。

それなのに何故、バンドとして成り立っていたのか？

シーケンサーという機材に全てをプログラミングしていたからです。
ドラム、ベース、ギターは勿論の事、
弦楽器や管楽器までも「打ち込み」で自動演奏させていました。

自分が演奏する部分は、簡単で目立つフレーズのみ（笑）

今となっては驚く事ではありませんが、
約24年前のアマチュア界では珍しい存在でした。
活動期間は短かったんですけどね（笑）

その当時、他のバンドの方とも交流があり、
決まって話題になるネタがありました。
それは、「詞が先か、曲が先か」。

人それぞれ曲の作り方がありまして、
作詞をしてそれに曲を付けるという人がいれば、
作曲をしてそれに詞を付けるという人もいます。

私の場合は後者でした。

昔から詞や文章は苦手な方でして（笑）
どうしても、創造しやすい曲が先にくるのです。

数十年たった今も同じ。

先ず写真が先にきて、それを元に文章を綴っています。
曲を作って、それにあう詞を当てはめているかのように。

今回は、写真を眺めていてもなかなか筆が進まない自分に対し、
曲ができても一向に詩を書き始める事ができない、
曲作りをしていた当時の苦悩がオーバーラップし、
こんな記事になってしまいました。

次回は、「冬の奥出雲旅」の続きです。
筆が進めば、ですけど（笑）