旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
透明でまだ動いてる!「須佐男命いか」 ― 2012/10/01 08:03
今まで活きたイカを頂く場合、遠方にある佐賀県の呼子まで行っていました。
しかし最近、近辺にある山口県の須佐(萩市)にも、呼子に勝るとも劣らない、
活きた美味しいイカを頂ける場所があるという事を知ったのです。
私は職場の同僚から、カミさんはどこからともなく情報を仕入れて・・・
今回の旅は、錦帯橋で花火大会を観た後に私の実家で一泊。
実家は岩国にありますので、萩市に行くには広島からより好都合。
という事で急遽、美味しいイカを頂くために、プチ萩旅を決めました。
まずは、お気に入りの「阿武川温泉」で朝風呂を。
硫黄臭が漂う、ヌルっとしたお湯は何度浸かっても最高です。
ちなみにこちらの温泉。
温泉の前は公園になっており、一人300円で車中泊キャンプが楽しめます。
詳細につきましては、阿武川温泉に関する過去記事を御覧ください。
そして、温泉で上機嫌になった私達は道の駅巡りをしながら、
「男命(みこと)いか」が頂ける須佐を目指します。
立ち寄った道の駅は、
・「道の駅 萩往還」
・「道の駅 萩しーまーと」
・「道の駅 阿武町」
です。
どれもこれも魅力的な道の駅。
あっ、そうそう。
「道の駅 阿武町」は、日本で最初(第一号)の道の駅です。
そういえば、この後訪れる「道の駅ゆとりパークたまがわ」も、
日本で最初の「RVパーク」。
この萩市には、「日本で最初」と言える道の駅が二つもあるのです。
これって凄いことだと思いません?
萩から益田方面に抜ける海岸沿いのR191号線は、
通称「北長門コバルトライン」とも呼ばれており、
その景色は車窓から眺めるだけでも絶景。
何もないんですけど、それがまたいいんですよね。
ここを走るだけで、不思議と旅の気分が高揚してきます。
おっと! 少々というか、かなり前置きが長くなりました。
本当は、「須佐男命(みこと)いか」について綴りたかったのです。
このR191を萩市から東に走っていると、
右手の方に喫茶店風のお店が見えてきます。
ぱっと見た感じ、イカを頂けるお店のようには見えませんが、
こちらのお店こそ、「須佐男命いか」を頂ける「梅乃葉」なのです。
ちょうどお昼時でしたので、名前を記入して順番を待ちました。
そして、30分くらい待って席に通され、
私もカミさんもお目当ての「活イカ定食(2,300円)」を注文。
2,300円って、高いと思われます?
いやいや、活きたイカが丸ごと一杯頂ける定食ですよ。
都会に行けば平気で3,000円オーバーします。
佐賀の呼子でも、これより値が張っていたと記憶しています。
それが2,300円! めちゃめちゃ良心的じゃないですか!
しかも、提供されるイカは透明でまだ活きている状態。
下足(ゲソ)の部分はウネウネと動いており、
早速ハサミで切って口に入れると、吸盤が吸い付きました。
聞くところによると、「須佐男命いか」のブランドが与えられるのは、
活きたイカにのみだとか。
死んだら、「男命(みこと)いか」とは呼ばないそうです。
これは、全国的に見ても珍しいとの事。
(佐賀の呼子からも、「男命いか」を仕入れにやって来られるそうです)
それにしても、最高に美味しかったです!「須佐男命いか」。
透明で活きているコリッコリのイカは、
噛めば噛むほどその甘さが口の中いっぱいに広がります。
最後は、残ったゲソを天麩羅にして頂きました。(無料)
ご馳走様♪
2012/08/05 -錦帯橋の花火大会とちょっとした旅-
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融通が利くキャンプ場 ― 2012/10/02 08:04
今年の夏キャンは海ではなく、川に行きました。
やはり夏場は、暑苦しい海より川のものですね。
(歳をとったせいでしょうか?)
暑い時期は暑い場所を避け、涼しい場所に行くのが一番!
これこそ、場所を自由に選択できるアウトドアのメリットだと思います。
わざわざ、暑い時期に暑い場所に行く必要はありません(笑)
さて、今回夏キャンをした場所は「健康村オートキャンプ場」。
私のお気に入りキャンプ場で、当ブログでも何度か綴っています。
お気に入りの理由は、とにかく融通が利くこと。
正式なチェックイン時刻はあるのかもしれませんが、
村長さん(管理人さん)に電話でチェックイン時刻を聞いても、
「ああ、8時から空いとるけえ、何時でもええよ」
「でも、早う来たほうがええ場所が取れるけえ、ええよ」との事。
いつもながら、ナイスな村長さんです(笑)
私達は、午前9時の現地到着を目指しました。
そしてチェックイン。
お金を支払おうとしたところ、
「好きなサイトを選んで、設営して落ち着いてからにしんさい」と。
そしてチェックアウト時刻に関しても、
「特に決めとらんけえ、夕方までゆっくりしていきんさい」と。
書き入れ時、お盆休みの初日だったんですけどね。
しかも! 「2サイト続きで自由に使ってもええよ」と。
もちろん、1サイト分の料金で、です。
(過去には、3サイト分使ってもええよ、という時もありました(笑))
やっぱり、「健康村オートキャンプ場」は素晴らしい!
こんなに融通がきくキャンプ場は他にありません。
かれこれ、20年近く前から愛用しているホームグラウンド。
いわば、故郷とも言えるキャンプ場です。
ちなみに、一泊二日のオートキャンプ料金は3,000円ですが、
これには風呂代も含まれます。お風呂は何度入ってもOK!
まさに、私にとっては至れり尽くせりのキャンプ場なのです。
一般の方からしてみれば、少々ワイルドかもしれませんが(笑)
高規格キャンプ場とは異なり、限りなく自然を残した状態ですからね。
(これがまた、このキャンプ場の良い所ですが)
今回は、このキャンプ場で繰り広げられるキャンプ風景を綴ります。
2012/08/11 -清流があるキャンプ場で夏キャン-
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快適&コンパクト!おフランスの椅子 ― 2012/10/03 08:07
サイトの設営を済ませたら、少しのんびりして昼食タイム。
この日のメニューも、懲りずにBBQです(苦笑)
まあ、炭火なので良しとしましょうか。
定番メニューでも美味しいですからね。
ご飯は、「ライスクッカーミニDX」で炊きました。
(私の場合、単品ではなく「fan5 duo」のセット品です)
車中泊旅ではご飯を炊く事はしませんが、キャンプとなれば話は別。
一応、昔は兵式飯盒+炭火でご飯を炊いていた程です。
最近は、ガス火を使って楽させてもらっていますけどね。
この「ライスクッカーミニDX」でご飯を炊くと、
少々大まかな感じにしても、あまり失敗をする事がありません。
便利な世の中になりましたね~。
見て下さい! この炊き上がりを!
完璧な炊きあがりです。
って、「ライスクッカーミニDX」のお陰ですが(笑)
これを使うと、余程ミスでもしない限り、
誰にでも簡単にご飯を炊くことができます。
それはそうと、写真に写っているグリーンの椅子。気付かれました?
実はこの椅子、今回のキャンプで初お目見えでして。
国内には殆ど在庫がなく、同色を2個揃えるのには本当に苦労しました。
何故そこまでして入手したのかと言えば?
ロースタイルという私達のキャンプスタイルに合っていたのと、
その軽さと折り畳んだ時のコンパクトさです。
そして、座り心地。(これはユーザーの声で判断)
展開したら太ももから背中をすっぽりと包む快適チェアであるにも関わらず、
重さは1.3kg。折り畳んだ時のサイズはφ9×73cmと場所をとりません。
それでいて、座ると立ちたくなくなる程の快適さ!
こんな椅子を探していました!
カミさんなんか、椅子に座るなり眠りそうになってましたよ(笑)
それくらいに、ロースタイルで寛ぐには抜群の座り心地を誇る椅子です。
そんな快適チェアの名は、「マイクロポップアップ」。
フランスの老舗アウトドアメーカー、「Lafuma」の製品です。
フランス製だけあって、色合いもカラフル。(他にも色々な色があります)
一目見た瞬間に気に入りました。一目惚れです。
今回はこの快適チェアに座り、まったりキャンプ。
すぐ側には、自宅から作ってきた麦茶4L(氷入り)もあります。
現品処分、500円のキャプスタ製ジャグが大活躍^^
そしてKONGの方は、網戸で武装して害虫をシャットアウト。
この状態でも風通しは確保されますので、夏場でも全く問題ありません。
それでも「やっぱり暑い!」と言う事で、キャンプ場の敷地内にある川へ。
ひや~、今度は冷たい!(笑) 一気に汗が引きました。
でも、体が水温に慣れてくると徐々に快適指数がアップ♪
やはり、夏場のキャンプは川が最高ですね^^
2012/08/11 -清流があるキャンプ場で夏キャン-
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ご宴会ご予約承ります ― 2012/10/04 08:03
昼間はたっぷりと清流(宇佐川)で水遊びを楽しんで。
夕方近くなってきた頃、お風呂に入りに行きました。
お風呂は村長さんのお手製で、キャンパーなら入浴料無料。
何人でも、何回でも入れるのが嬉しいですね。
(込み合う時期&時間帯は譲りあいましょう)
そして、日が暮れてきた頃に照明を点灯。
この日の照明は4点構成で、一番明るいのが「イカ釣り漁船一号」です。
「イカ釣り漁船一号」とは?
AC100Vの作業灯に620ルーメンのLED電球を装着したもの。
詳しくは、「LED電球は車中泊最強ランタン」をご覧ください。
電源はもちろん、ポータブル電源の「PG-421SP」から。
(サブバッテリーを使うのは勿体無いので)
その他の照明は、カセットガス式のランタン「ST-233」や、
乾電池式のランタン、「ほおずき」、「エクスプローラーEX-777XP」です。
照明を至るところに散りばめる事によって、夜間の快適度もアップします。
一箇所だけの照明だと、どうしても死角というか影ができますからね。
ちなみに今回、
100均のダイソーでこんな幟を買ってぶら下げてみたのですが・・・
物珍しそうに眺めて行く人がいる以外、
残念ながら、予約が入る事はありませんでした。
実際、予約が入ったらビックリしますけど(笑)
さて、この日の夕食はBBQからちょっと離れまして、
手のかからないお手軽メニューを、
フライパンと「ちびパン」で作ってみました。
まずは、ニンニク風味を効かせた、「アサリの酒煮」。
アサリと日本酒、そしてニンニクと醤油だけで作ります。
酒のアテにはもってこいですよ^^
次なる一品は、イワシの缶詰とミニトマトで作る「イワシの風味煮」。
オリーブオイルを入れて熱し、ニンニクと塩コショウで味を整えます。
これも酒飲み向けメニューかなあ(笑)
「ちびパン」でちょこっと、適量作るのがミソです。
そしてもう一品は、「レトルトハンバーグの煮込み」。
スーパーで1個100円前後で売られているレトルトハンバーグを、
バターで炒めた玉葱と一緒にコンソメスープで煮込みました。
仕上げはやはり、味見をしながら塩コショウで。
これも「ちびパン」による簡単メニューです。
何個か「ちびパン」を持っていて、
ちょっとずつ違ったメニューを楽しむのがいいですね。
どのメニューも、調理時間10分以内のお手軽品。
調理グリルは、焚き火台の「ヘキサステンレスファイアグリル」です。
ここでも、炭火と焼き網を使った広い調理面が大活躍!
炭火は、BBQに限らず何かと重宝します。
出来立てをアツアツのまま頂けるのも、このスタイルならではですね。
最後は、自宅から仕込んできた鶏皮串の焼き鳥。
ああ。。。満足満足。
この後、酔っぱらいオヤジは軽キャンのロフトに上り、
マットと100均の「い草」を敷いて、快適な眠りにつくのでした。
2012/08/11 -清流があるキャンプ場で夏キャン-
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雨の準備はして寝るべし&車中泊の強み ― 2012/10/04 22:05
酔っ払ってご機嫌になって寝たまでは良かったのですが・・・
午前3時頃に急に雨が降り出し、豪雨になりました。
その雨の量といったら、ハンパない!
「バケツをひっくり返したような」とよく比喩しますが、
まさにそんな感じの雨でした。
ポップアップルーフを叩きつける強い雨。
熟睡していた私も、さすがに目が覚めました。
しかしここである問題点が浮上・・・
「雨は降らないだろう」と高をくくって寝ていた為、
スクエアタープのセッティングは晴れの日仕様のまま。
雨水の通り道を作っていなかったのです。
何たる不覚!
「これはヤバイ!」と思った私は、急いで二階から降りて外に出、
四隅のポールのうちの二箇所を低くし、雨水の通り道を作ってやりました。
土砂降りの雨を浴びながら^^;
そして飛び込むようにサイドオーニングの下に避難。
サイドオーニングはいつもの癖で片流れにしていましたので、
こちらは何もしなくて大丈夫でした。
それにしても危なかった・・・・
あのまま眠っていれば、間違いなくタープは倒壊。
楽しいキャンプは台無しになっていたでしょう。
ここで教訓。
「いくら大丈夫だと思っても、雨の準備はして寝るべし」
万が一に備え、あらかじめタープを雨セッティングにして寝ていれば、
今回のように真夜中に土砂降りの雨を浴びる事はなかった筈です。
特に、局地的豪雨がある夏場は。
しかしあれですね。タープを張っていたお陰で、
キャンプ道具を雨から守る事ができたのは不幸中の幸いでした。
さすがに、跳ね返りの土水は受けましたけど。
それはそうと、この豪雨の中、数組のテントキャンパーは、
撤収してお帰りになられたようです・・・(午前3時過ぎに)
あれだけの雨。
多分、テント内に水が浸水して寝れなくなったのだと思います。
その点、車中泊キャンパーなら心配は無用。
浸水する事はまず無いので(災害や不具合を除く)、
外の心配さえなくなれば、翌朝まで熟睡する事ができます。
2012/08/12 -清流があるキャンプ場で夏キャン-
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