旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
日本有数の炭酸泉、長湯温泉で「長生湯」 ― 2013/02/16 21:54
炭酸繋がりになりますが、「白水鉱泉」で炭酸水を汲んだ後は、
日本有数の炭酸泉として有名な「長湯温泉」へ。
炭酸って、あのラムネやサイダーに代表される、
飲むとシュワシュワっとするやつです。
ビールにも炭酸が入っていますよね。
それが主成分の温泉ってどんな感じなのか?
最近では人工的に炭酸泉を作っている温泉施設もよく見かけますが、
(実際に何度か入った事があります)
天然の炭酸泉にはまだ、一度も入った事がありません。
ということで、入ってまいりました~。
長湯温泉の町営温泉浴場、「長生湯(ちょうせいとう)」に。
こちらは無人の公衆浴場で、入浴料の200円を入れると
入り口が自動で開く仕組みになっています。
そして、一方通行の金属バーを回しながら中に入っていきます。
これ、最初は戸惑ってしまいますが、慣れればなんてことはありません。
お金を払った者だけが、確実に入れる仕組みなのでしょうね。
ちなみに、コインロッカーの利用料金は10円(笑)
100円のコインロッカーはよくみますが、10円は初めて見ました。
そして、貸し切りの脱衣所で入浴準備を整えた後は、
いざ! 温泉浴場へ!
おお~~! 私の大好きな濁り湯!
ちょっと緑がかった黄土色といった感じでしょうか。
お湯の温度はややぬるめで、長湯ができる心地よさ。
湯船から掛け流される側の壁面には、
まるで鍾乳洞の結晶のように発達した抽出物がびっしり付いており、
無数に立ったその細い柱は、神秘的にさえ見えました。
素晴らしすぎます!
ただ、人工的な炭酸泉にある、
肌の周りにできるシュワシュワ感はありませんでした。
「おや?」と思いながら浴槽近くの説明書きを読んでみると・・・
「必ずしも肌に気泡は付きませんが、お湯に炭酸成分が染みこんでいます」
みたいな事が書かれてありました。
なるほど。
しかし、良いお湯でした~♪
炭酸成分のお陰か、いつまでも体がポカポカ。
大満足のなか、次なる目的地を目指した私達なのでした。
2012/12/23 -クリスマス紀行は露天風呂付きロッジ-

東洋のナイアガラ【原尻の滝】 ― 2013/02/17 23:25
「長湯温泉」で炭酸泉を満喫した後は、南下して「原尻の滝」へ。
「東洋のナイアガラ」としても有名なこちらの滝は、
大野川水系の緒方川にあります。
な~んて知ったげな事を書いていますが、さっき調べて知りました(笑)
でも、訪れたのは今回が初めてではありません。
前回は10年以上も前になるのかな?
カミさんと結婚して間もない頃、
カミさんの両親と旅行をした際に初めて訪れました。
当時は「原尻の滝」の存在すら知らず、
カミさんの父親に導かれるまま現地に到着。
しかし、その時はかなり微妙な感覚でしたね。
なにせ、20代そこらの若造にとって、「滝」はアウトオブ眼中でしたから。
そんな若造の目の前に広がっていた「東洋のナイアガラ」。
普通は感動するのでしょうけど、少しひねくれていた私は、
「退屈だな」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、時が過ぎれば変わるものですね。
あれから約15年が経過した今では、
「是非とも東洋のナイアガラが見たい!」と思う私がいます。
そんな願いが通じたのかどうか、
以前はなにも無かった場所に道の駅ができていました。
道の駅の名は、「道の駅 原尻の滝」。
ここに車を停めて「原尻の滝」を観光するのがベストでしょうか。
遊歩道や吊り橋も徒歩圏内、「原尻の滝」とも目と鼻の先なので、
効率よく観光を楽しむ事ができます。
観光を楽しんだ後は、道の駅でお買い物っていうのもいいですね。
ちなみに、滝の僅か手前、上流はこんなにも穏やかなんです。
あの力強い滝からは想像もつきませんよね。
川の中には、緒方三宮社の鳥居も建っています。
久々に見た東洋のナイアガラは、本当に感動的でした。
2012/12/23 -クリスマス紀行は露天風呂付きロッジ-

AC電源込み!温泉有りで1,500円の車中泊地 ― 2013/02/18 22:16
「原尻の滝」を観光した後は、再び北上して「長湯温泉」方面へ。
なんだか行ったり来たりしているみたいですが、全て予定通りです。
その時の時刻はおよそ午後4時50分。
そろそろ車中泊地について考える時間帯ですね。
今宵は何処で車中泊をしようかな~。
な~んて白々しい(笑)
実は、既に車中泊地に到着していたのです。
その車中泊地とは、日帰り温泉施設の「お湯の駅 あすかの湯」。
道の駅や産直市には、よくパンフレットが置いてありますよね。
今回の情報はそこから得ました。
確か2~3年前だったかな?
当時は日程的に厳しく、下見だけして通り過ぎた事を覚えています。
それから情報を寝かす事2~3年。
ついに、その情報のお世話になる時がやってきました!
現地に到着したら先ず、車中泊の手続きをします。
車中泊料金は、一泊1,500円。
受付前の自動販売機でチケットを購入します。
一泊1,500円って、高いと思われますか?
でも、これにAC電源の使用料が含まれているとすれば?
安いですよね~。
実は、AC電源の使用料込みで一泊1,500円なんです!
ちなみに、パンフレット的には「オートキャンプ場」となっていますが、
そのオートキャンプ場はバンガロー前の砂利の広場。
(バンガローは12~2月末まで冬季休業中)
テント泊ではなく、車内泊が基本となっております。(自販機の名目上も)
つまり、キャンプ場と言ってもテントキャンパー向けではなく、
車中泊キャンパー向けなのです。
これは、キャンピングカーユーザーにとっては、
またとない車中泊地なのではないでしょうか?
敷地内には源泉かけ流しの日帰り温泉施設(あすかの湯)も完備。
この温泉がまたいいお湯なんです。(その記事はまた別途)
オートキャンプ場の裏手側には、「長湯温泉 ながの湯」の源泉が、
隣接する川に湯けむりをたてながらコンコンと流れ出す風景も。
今宵はここで車中泊です。
※本記事の車中泊情報は、公式HPにも各種書籍にも記載されていません。
※パンフレットにのみ、オートキャンプ可の旨が記載されています。
※上記の内容は事前に、パンフレットを元に確認をとりました。
2012/12/23 -クリスマス紀行は露天風呂付きロッジ-

車内にシンクがあって良かったね! ― 2013/02/19 22:51
シーズンオフのオートキャンプ場。
一泊1,500円でAC電源コミコミなのは良かったのですが、
炊事棟の水場は凍結防止の観点から供給をストップ。
蛇口を捻っても水は出てきませんでした。
(このあたりは事前に説明がありました)
でも、KONGには小さいながらもシンクが備わっているので、
炊事棟が使えなくても大した問題にはなりません。
使える水の量は限られているものの、
前もって給水タンクに水を入れておけば、そこそこの調理には対応できます。
例えば、旅先で購入した野菜を洗うのもお手の物。
ただ、家庭と同様に水をザーザー流すのは好ましくありません。
ビニール袋内に水を溜めて、ある程度ジャバジャバするのがポイントです。
こうする事によって、限られた水でも効率良く野菜を洗う事ができます。
ちなみに、野菜をカットしたのもKONGの室内。
カミさんがダイナミック(笑)に切り分けてくれました。
しかし、あれですね。
KONGはたかだか軽自動車の小さなキャンピングカーなのですが、
できることはいっちょまえ。
全てがママゴトサイズながらも、
およそのことは車内で完結する事が可能になっています。
(トイレはありませんが)
このあたりが、私がKONGを気に入ってやまないところ。
小さくても単に「寝れるだけ」の車ではないのです。
さてと・・・
夕食の準備が整ったところで、温泉にでも入りに行きますか。
「あすかの湯」の大浴場は、オートキャンプ場から
歩いて2分くらいのところにあります。
入浴料金は大人一人500円、車中泊料金とは別途必要です。
2012/12/23 -クリスマス紀行は露天風呂付きロッジ-

車中泊の鍋は「うどんのだし」でOK! ― 2013/02/20 23:22
オートキャンプ場から徒歩2分程度のところにある「あすかの湯」。
泉質的には他の長湯温泉とほぼ同じでしょうか。
とにかく、体の芯からポカポカと温まる炭酸泉は最高でした。
しかも、私達が入った時間帯(PM5~6時前後)はほぼ貸切状態。
あっちの湯船に入ったり、こっちの湯船に入ったり。
川沿いの露天風呂なんて、至福の極みといった感じで寛げました。
これでこの後、車中泊場所が確保されているのって素晴らしすぎますよね!
お風呂からあがって車に戻れば、そこはちょっとした夕食会場。
私達にとっては、ホテル以上に寛げる場所がそこにはあります。
ちょっと寒いかな?と思えば、電気毛布を出すのも自由。
屋根裏部屋から取り出せば、セッティングもあっという間に完成です。
どうです? まるで家庭用の電気毛布みたいでしょ?
温度設定の強弱スイッチまで付いているし。
でもこれは、DC12Vを電源とする車用の電気毛布。
先代の車用電気毛布が急死したため、急遽ネットで取り寄せました。
この電気毛布のメーカーと型番は「Meltec L-310」。
変なオフタイマーが付いていないので、使い勝手は上々です。
ところでこの日の夕食は、大分県産のSPF豚を使った「しゃぶしゃぶ」がメイン。
大分のスーパーで半額処分でしたのでね。
それを見た瞬間に夕食メニューは豚しゃぶに決定しました。
これをご当地醤油メーカーの、
「フンドーキン」製「まろやかぽん酢」で頂きます。
おお! 最高に美味い!
特に、大分県産SPF豚の甘みは史上最高クラス。
こんなに美味しい豚しゃぶ、生まれて初めて頂きました。
いや、大袈裟ではなく本当に。
ちなみに、鍋の基本味付けは粉末状の「うどんのだし」で行います。
これは、「おでんの素」でも代用可。
スーパー等で数袋入りが100円前後で売られていますよね。
最近では液体状の鍋の素を初め、
固形状の「鍋キューブ」等も数多く販売されていますが、
車中泊やキャンプの鍋なら、「うどんのだし」だけでOK!
安くて場所を取らず、小分けで使えるので二人鍋にはもってこいです。
これを「白水鉱泉」で調達していた天然の炭酸水で割った焼酎と共に頂くと、
それはそれは至福の極みなのであります。
焼酎には「かぼす果汁」をちょこっと垂らすのもいいですね。
「長湯温泉市場(道の駅 長湯温泉)」で購入していた
「とり飯(200円)」との相性も抜群。
ご当地もの尽くしで、大満足の夕食会となったのでした。
そして食後は、ネットブックを前に作戦会議。
何処に行こうか?と、アレコレ考えるのも楽しいですね。
2012/12/23 -クリスマス紀行は露天風呂付きロッジ-
