旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
走行充電できない! 原因は? ― 2012/09/20 23:10
今回の5泊旅。ちょっと気になった事がありまして。
結構な距離を走るも、車中泊時に電気を使うことによって、
サブバッテリーの電圧は下がる一方なんです。
一泊、二泊、三泊、四泊と日を重ねる毎に、
サブバッテリーの電圧がどんどん低下していきました。
いくら距離を走っても、電圧が上がる事は無く・・・
今まで、こんな事はありませんでした。
それでも4泊持ち堪えたのは、(もう一泊分の余力も残っていました)
日頃から節電を心がけている賜物なのかもしれません。
KONGの照明は一部を除き全てLED化しており、冷蔵庫も前半は電源をOFF。
効率的にロック氷や板氷をスーパー等で調達し、
保冷と飲料水に役立てていました。
こうすることで、たかだか105Ahのサブバッテリー1基でも、
4泊の車中泊を難なくこなすことができます。
扇風機を使ったりDVDを観たり、携帯電話を充電したとしても。
ポータブル電源の助けはありましたけどね。
(5泊目は電源付きのキャンプ場でしたので、独立電源はここまで)
それにしても、走行充電できなかったのは大きな誤算。
長旅になればなるほど、走行充電は大きな意味を持ちます。
それが、今回の旅では機能不全。
走れど走れど、日に日に電圧が下がるメーターを見ていると、
かなり心細くなってきます。
そこで、途中の道の駅でテスターを当てて調べてみると・・・
(万が一に備え、常日頃からテスターは常備しています)
やっぱり、走行充電できていませんでした。
オルタネーターからの電圧が、サブバッテリーまで届いていません。
この時は、この時点で調査終了。
あまり詳しく調べても、所持している工具は限られていますからね。
そして、本日改めて調べてみることに。
あらゆるチェックポイントにテスターを当ててみました。
ある時は電圧モード、ある時は抵抗測定モードにして。
なるほど・・・
これで不具合の箇所は特定できました。
ヒューズは飛んでいません。
リレーも正しく動作しており、接点も問題ありません。
原因は・・・
リレーに接続されている端子のボルトの緩みでした。
この端子は、メインバッテリーから配線されている端子。
いわば、走行充電の入り口となるポイントです。
このボルトが緩んでいたら・・・サブバッテリーまで電気は届きませんね。
これが走行充電できなかった理由です。
原因がわかれば対策を施すのみ。
緩んだボルトを、適切なトルクで締め直しました。
試しに、エンジンをかけて充電具合を確かめてみると・・・
無事、オルタネーターからの電圧、14Vを確認。
これで、走行充電不良対策はバッチリですね!
キャンピングカーのちょっとしたメンテナンスは、
自分でやってみるのも楽しいです。
