旅の記録は新ブログ「キャンピングカーで愉しむ!車中泊キャンプと旅紀行」に引き継ぎました。(2017年10月~)
電化キャンプのフルHD鑑賞にPCディスプレイ ― 2016/01/19 07:10
キャンプで使うテレビ、これまで色々と試してきました。
ちょっと前の記事では、16インチのHDMI入力付きTVを買ってみたり。
でもこのクラスのテレビって、フルHDじゃないんですよね。
フルHDなら解像度が1920×1080ピクセルのところ、
20インチ以下クラスのテレビはだいたい、1366×768ピクセル。
大手家電メーカーのものでも、これくらいです。
発色が良いのでパッと見、綺麗に見えるのですけど。
ブルーレイ・プレーヤーを繋いで表示させると一目瞭然。
細かい部分が結構、潰れて表示されている事に気づくと思います。
これがフルHD(1920×1080ピクセル)と、
HD(1366×768ピクセル)との違い。
ピクセルが足りない分、どうしても間引きされて表示されるのです。
本来ならブルーレイは、フルHDで表示させたいところですけど。
この20インチ以下というクラスのテレビでは、
前述の通りフルHDのパネルが使われていないのが一般的。
ではこのクラスだと、フルHDでの表示は無理なのか?といいますと。
そんな事はありません。ちゃんと表示できるディスプレイはあります。
それは、皆様お馴染みのパソコンのディスプレイ。
機種にもよりますが、概ねフルHDを表示可能です。
私がつい最近入手したBENQの「GW2255HM」は、
HDMI入力付きで上下左右178°という広視野角の21インチ。
VAパネルを採用する事によって、高コントラストを実現しています。
(視野角の狭いディスプレイは、安価なTNパネル)
それでいて、購入時の価格は1万円ちょっととリーズナブル。
もちろん、TVチューナーは付いていないのですけどね。
TVが見たければ、「ディーガプラス」等の小型HDDレコーダーや、
HDMI出力付きのポータブルTVをHDMIで接続すれば良いでしょう。
同時にBlu-rayソフトも見たければ、HDMIセレクタを入れて
ブルーレイ・プレーヤーを接続すれば良いだけ。
Panasonicの業界最小・最軽量BDプレーヤー「DMP-BD85」なら、
コンパクトなのでキャンプにも積極的に持ち出す事ができます。
HDMI入力付きのPCディスプレイ+小型HDDレコーダー、
そして小型ブルーレイ・プレーヤーという組み合わせは、
20インチ以下クラスの単体テレビや一体型テレビより、
確実に表示される画像が綺麗です。(VAパネルやIPSパネルの場合)
前述のBENQディスプレイであれば、HDMI入力された音声を、
内蔵スピーカーやヘッドフォン端子に出力する機能もありますしね。
外付けスピーカーを繋げれば、ちょっとしたAVシステムの完成です。
ただ、音量調節はリモコン等ではなく、
ディスプレイに付いている小さなボタンを操作する事になるので面倒。
お世辞にも操作性が良いとは言えません。
(内蔵スピーカーの音も悪い)
そこで登場するのが、小型のアナログミキサー。
私が購入した「BEHRINGER XENYX 302USB
ステレオ2チャンネルとマイク入力に加え、USB入出力を備えています。
PCディスプレイのヘッドフォン出力の音を一旦これに入れてやり、
アンプ内蔵のスピーカーに出力するようにすればバッチリ!
ミキサーのアナログボリュームで、音量調節が容易になります。
デジタルボリュームだと刻みが大きすぎる場合があって、
例えば4と5の間の音量が欲しいと思っても調節できませんが、
アナログボリュームなら極小音量など、好みの音量を直感的に、
そして簡単に調節する事ができます。
パソコンとミキサーをUSBケーブルで接続すれば、
PC内の音楽や動画の音声をスピーカーで聴く事だってできますしね。
(このミキサーは、USBオーディオコンバータも内蔵している)
キャンプだけで使うのは勿体無いほどの、素晴らしさです。
ということで、我が家ではサブ情報端末としてこれらを活用。
キャンプ用のAVシステムとして使うつもりでしたが、
あまりにも使い勝手が良いので、日常的に使うようになりました。
まるで毎日が、電化キャンプのシミュレーションです(笑)
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